2024年1月19日
厚生労働省が2024年度の年金額
を発表しました。
年金額は賃金や物価の変動率を基準として
毎年改定される仕組みになっており、
国民年金（老齢基礎年金）の満額は
6万8000円、
夫婦2人分の標準的な厚生年金は
23万483円、
前年度より6000円以上の増加となりました。
年金額が増えたと聞くと
一見いいニュースだと感じる方も
多いかもしれませんが
実は喜べない点もあるので
注意が必要です。
年金額は
世の中の賃金や物価の変動率を見た上で
調整され変動するのですが
ここ最近の物価の急激な上昇に対して
年金の増加が追いついていってないのですね。
物価が上がるということは
生活費も上がるということであり
年金受給額が増えないと
今の様な生活は送れません。
物価の上がり率に対して
年金額の上りり率が
付いていっていないのです。
年金受給額の額面が増えても
実質的には減少しているということに
なるのですね。
もともと年金には期待していない方も
増えていると思いますが
年金の仕組みを知っておくと
いい勉強になるかと思います。
2023年のデータによれば
国民年金の平均年金月額は
全体で5万6316円で、
厚生年金の平均年金月額は
全体で14万3973円程度だったそうです。
個人の賃金や
年金加入期間によって
大きな差が生まれますので
単純な発表データだけではなく
自分自身の老後資金を考え
シミュレーションしてみるのも
おススメです。
年金額は
毎年送られてくる
「ねんきん定期便（青い封筒）」や
ねんきんネットなどを活用すると
自分の年金受給額の目安を
知ることができるので
一度どれくらい年金がもらえそうなのか
チェックしてみてください。
年金額を計算すればするほど
自分で資産を増やすことの重要さを
感じられるかと思います。
少し面倒ではありますが
年金や老後資金について
具体的に考えてみると
資産運用を始めようという気が
かなり増してくるかと思いますし
今からきちんと考えることで
将来の為に資産は増やせます。
一度自分の年金や老後資金について
具体的に考えてみましょう。
資産運用を始めたい、
または資産運用を始める上での
自分の資産をチェックしたい方は
ぜひ一度資産運用コンサルにて
ご相談ください。
年金額が上がった…という
ニュースをきっかけに
自分の将来を考えて
安心な老後を迎えるための
第一歩を踏み出してみましょう！
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