はじめまして。
私は小学生のときからの夢を叶え、10年以上、獣医師として勤務してきました。
大学6年間、首席を維持してこれたのは、「獣医学の知識を最大限身につけて、動物たちの命を救いたい」、純粋な一心だと思い込んでいました。
しかし、今まで言語化されなかった無自覚な本音では、「勉強で『一番』をとれない私は、存在価値がない」という、マリアナ海溝なみの自尊心の低さから、終わりのない虚構のレースを走ってきていたにすぎませんでした。
社会人になり、定期テストで「一番」をとる必要のなくなった後も、終わりなきレースは他の分野の「一番」を求めて続きます。
「優等生」や「いい人」仮面の下では、常に「一番」でなければ、生きた心地がせずにビクビク怯えている私。
私は、社会や他人の基準の、「幸せのかたち」を求めるレースを走り続け、虚構だと疑うことなく握りしめてきてしまったのです。
社会的評価はある程度は高かったかもしれません。
しかし、その裏では、たくさんの自分の気持ちや感情を押し殺してきました。
虚構のレースで「一番」になれても、来た道を振り返ると、感情の屍ばかりが転がっている悲しい30年以上の人生。
そしてついに、押し殺してきた数々の感情はエベレストに届きそうなくらい膨れ上がり、理性では抑えがきかなくなることになります。
30代になり、仕事、結婚、家庭、不妊治療、子育て・・・と、様々な責任が降りかかるタイミングで、発狂しそうなほど辛くなりました。
いや、発狂しました。
もうこんなレースを降りたい。
もう「一番」を目指したくない。
もう「優等生」「いい人」をやめたい。
怖くてずっと目を背けて見ないふりをしてきた、自分の弱さ、頭の悪さ、性格の悪さ、そして…親との関係を言語化して向き合うため、ブログをはじめてみます。