わが家の床で、すこしボヨヨーンと
動くところがあります。
まあ家の中でいちばんよく通る
台所の入り口の床です。
そこでジャンプでもすると、
床が抜けてしまいそうな不安感があるのです。
いやあこれはもう奈落の底に落ちてゆきそうなものですね。
これはいかんなあ。
そしたら気候が良くなると床下に
潜り込んでみようと思っていたのです。
原因は思いつく限りでは二つあります。
床下の根太(ねだ)といいますか、
床を支える部分が弱っているということと、
もしかしたらシロアリによる浸食かということである。
前半は何とか自分で修理できるか
などと考えているのですが、
シロアリとなると厄介である。
ただ、白アリとなると対象となる
羽アリをみじかに見るだろうけど、
そういう様子はないので多分違うだろうと思っていたが、
いよいよ気候も良くなってきたので、
さあ潜って確かめるかと思っていたのです。
普段から台所に行くたびに、
「ああ、また厄介なことに成らねばいいが」と、
少し心配事にはなっていたので、
いやだけどその解決のために仕方ありません。
ところが世の中うまいことできているもので、
ある信頼できる機関が我が家に来て、
無料でシロアリ検査をしますよ、というではありませんか。
その機関の下請け業者が来て
調査をしてくれるというのである。
その機関では、住宅の損害保険にも入っているので、
そんなサービスも運営しているのでしょう。
これは渡りに船である。
じゃあ、先ず調べてもらうかと思い、依頼をしました。
そして約1週間後その業者が来てくれました。
ゴーストバスターズのような人なのかと
思っていたのですが
「こんにちは。調査をさせてもらいに来ました」
と入ってきたのをみてびっくりしました。
現役で仕事をしている頃に
仲の良かった友達にそっくりなのです。
ミセスも知っています。
一瞬、えっと驚いたのですが、いただいた名刺を見ると、
苗字は違いました。
そりゃそうやろね。もし本人なら向うも驚くでしょうからね。
そんなやり取りがあって、さあでは調査開始です。
奴らは床下にいるでしょうか。
今日の日のために、床下に潜るところは開けてあります。
台所の床下にある収納庫で、
普段は梅干しや梅酒、味噌などを収納しているところです。
大きなプラスチックの箱で、
それを抜き揚げると床下が見えます。
いぜん、床下に洗濯水が流れたので、
一度潜ったことがあります。
10年くらい前でしょうか。
その時には水を抜いて扇風機でかわかすという作業をしました。
そして作業後には、虫などが発生しないように、
買ってきた石灰をまいてあるので、
まだわずかにその痕跡が残っています。
その姿を見るなり、業者は
「ああ、以前に入ってますねえ」とつぶやいています。
経過を説明すると、業者もなるほどねえとか言いながら
納得して潜り込んでゆきました。
そんなに広くはないのですが、
調査となると全部の床下を回るのは大変だと思います。
すっかりおまかせして待っていると、
約40分くらいで、調査は終ったようです。
出てきたので、どうだったかを聞こうと思ったのですが、
「次は家の周りの検査です。」と言って、
ぐるりと家を1周回ってようやく検査は終わりです。
「え~では検査の結果をお知らせします。」
続く。