心のフィルター | カナダ・バンクーバー 心理アロマセラピストが綴る「香りのある暮らし」

カナダ・バンクーバー 心理アロマセラピストが綴る「香りのある暮らし」

Soul Essenceでは、ヤングリヴィングの精油を使って、
アロマトリートメントやヒーリング、アロマコンサル、
アロマ講座など、多種多様の方面から、サポートをしております。
 
カナダ・バンクーバーにて活躍中。

私は、自分で「感情を、感じている」と思ってました。
先日に、デモとして、インナーチャイルドヒーリングを、
さきちゃんにやってもらってから、心(感情)にかけていた、
フィルターが、はずれかけました。

それまでは、震災のニュースを、見ても、泣けなかったのが、
(心にフィルターを、かけていたので、何も感じなかった。→感じるのが恐かった)
その日、私は、沢山泣いてしまいました。
初めて、震災の酷さになけて、世界中の人達からの沢山の愛に泣きました。

それでも、中途半端に、外れかけたフィルターは、私の中にある
「恐怖、痛み」ナドを感じる感情には、しっかりとフィルターをかけていたのです。
泣いた後は、震災に関するニュースを、一切見なくなりました。
それは、恐怖や痛みを、感じる事を、避けていたのです。

なぜかというと、震災地にいる、祖父、叔父。叔母達。そして、いとこの事や、
自分が、妊娠中のせいか、震災地にいる、妊婦や、出産直後の人達の事。
病気で、看護が必要な人達。を思って、心が痛くなり、泣いてしまうからです。





「私は、感情の激しい子」と、怒られて、親に育てられました。
そして、知らず知らずに「感情を出しては、いけない」
「泣いては、いけない」と、思い込み
「感情にフィルターをかける」事を、長年やってきました。

そして、今やっと
「感情を感じる大切」さを、実感しました。

その時、震災で母親を亡くした事実。を目の前にした子供が、泣けなかった。
という事を聞いて、私は、凄く、心が痛み、泣きました。

感情を、感じるべき時に、感情を感じる事ができない状態/状況
これは、自分の体を見えないナイフで、無意識に、切り裂いている。
と同じくらい、とても辛い事なのです。

今、現在、この事に気がついた、私は、自分の体を、
「見えないナイフで、切り裂く行為をやめる」事ができます。

「感情を感じていい。それは当たり前の事」
「泣いていい。それは、当たり前の事」

それを知った時、とても心が、痛みました。それは、
今まで、押さえつけていた「痛みを感じる」感情が
込み上がってきたからです。

大人の私が、どれだけ自分を、無意識のうちに、こんなに我慢させていたのだろう。
と、気がついた時、同時に、
それだったら、泣けない子供達は? と思いました。

考えただけで、自分の体が、切り引かされる思いです。


そんな子供達に、少しでも多くの愛が、届きますように
微力ながらも、沢山の愛を送りたいです。