営業事業部 町です。

 

皆さま、こんにちは。

 

コロナ疲れの日々、どのようにお過ごしでしょうか?

 

11/15(日)に、普通救命講習を受講してきました。

 

心肺蘇生などの実習を行う人形をセッティングしていました。

 

 

突然心臓が止まって倒れた人を救命するためには、バイスタンダー(その場に居合わせた人)による応急手当が必要です。

 

市民が行う応急手当の目的は、「救命」「悪化防止」「苦痛の軽減」です。

 

中でも応急手当の1番の目的は、生命を救うこと、「救命」にあります。

 

応急手当を行う際は、この「救命」を目的とした応急手当である「救命処置」を最優先します。

 

救急車が要請を受けてから現場に到着するまでの平均時間は、東京都内で7~8分です。たかが7~8分、しかし、この救急車到着までの空白の7~8分間が傷病者の生命を大きく左右することになります。

 

心停止や窒息という生命の危機に陥った傷病者や、これらが切迫している傷病者を救命し、社会復帰に導くためには、①心停止の予防、②心停止の早期認識と通報、➂早い心肺蘇生とAED(一次救命処置)、④救急隊や病院での処置(二次救命処置)の4つが連続して行われることが必要です。これを、「救命の連鎖」と呼びます。

 

この4つのうち、どれか1つでも途切れてしまえば、救命効果は低下してしまいます。

 

特にバイスタンダーとなる市民は、この救命の連鎖のうち最も重要な、真ん中の②➂の2つの鎖を担っているのです。

 

「救命処置」とは、「心肺蘇生」、「AEDを用いた除細動」、「気道異物除去」の3つの処置をいい、救急隊員や医療従事者でなくても誰でも行うことができます。

 

今回の講習は、この3つを主に習いました。

 

●心肺蘇生やAEDの実習用の人形とAED

 

 

基本的な考え方だけで、長々となってしまいました。

 

やはり、こういう講習は、実際に受講して、実際に体験してみる以外にありません!

 

体験してみると分かりますが、一人で救命処置をするのは体力も必要で、複数人で分担できるのが理想的です。

 

傷病者が発生した時、放置することなく、誰かがすぐに応急手当てを行うような社会にすることが必要です。

 

そのためには、自分事として、まず、あなたが応急手当の正しい知識と技術を覚えて、実行することが大切です。

 

他人を助ける尊い心(人間愛)が応急手当の原点です。

 

以上、テキストをギュッと要約して、私見も交えながらお伝えしました。

 

先生もコロナ禍でマスクを着用しながらなので、途中で水分のお茶を「うまい!」と飲みながらのみっちり3時間の講習でした。

 

皆さんも、是非体験してください!