こんにちは、探偵です。

例のカシミール・サファイア。

正直にいうと月曜日に受けとった時には、まぁ、こんなものかという感じ。

しかし、昨日、会社に持って行って、外でみた。

太陽というのは、やはり、我々の眼をまともに機能させてくれる。綺麗ではないのではなく、見えていなかったのだ。

カッターのたましいというか、ファセットされた一面ずつが語りかけてくる感じ。直射日光では意外と地味だが、ひかげでは、フワッと真青になり蛍光みすら感じる。

意外なタイミングでメタリックな閃光四重奏が炸裂する。

やはり、このサファイアは太陽とは何か、地球とは何かを知っている。

せせらぎ、朝の光、深海の孤独、富士山、カシミールの空の色を見せてくれる。

サファイアは青という意味だし、誠実とか青から連想される若さ、理想境とかそんな感じのイメージだろうか。

実に多様な顔、無常感をだしている。

探偵はアウインが青の宝石でいちばん美しいと思っている。

サファイアごときとバカにしてきた面もある。


しかし、古来から人がとても大切にしてきたという、意味が、わかった。

ザ、サファイアだ。

また、売れない高い宝石を買ってしまった。

が、探偵のお金はエディ・クリーヴランド君というアメリカの良心がカシミールの子供たちに祈りと安息と希望を与え、それがこのサファイアから見えると思うと、むしろ、とても幸せになった気がする。

この宝石はジュエリーにするなら、女王陛下の宝飾師になったG.Collins & Sonsに頼み、蝶か小鳥の指輪にしようと思う。

宝石とは、贅沢の象徴ではなく、人間がいきる希望を見たいときにそれを導き、照らしてくれる光だと、改めて感じた。
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