夫の舌がんのこと、あまり詳しく書けないままだったんだけど、今回反対側リンパへの転移の疑いが出てきたので、ぼちぼちと書いていきます
そもそも発覚したのは去年の初夏のことで(当時夫は64歳だった)
夫は地方公務員として働いた職場を定年退職した後、社会福祉法人に再就職し数年経過。専務理事だか常務理事だかの管理職らしいけど、専門職が多い職場で事務方は少なく、実際の仕事内容は管理職兼事務長兼事務員らしい💦
そんなわけで年度末~年度初めが毎年特に忙しい
夫は長年2型糖尿病で、腎機能が怪しくなってきたので追加した薬(ジャディアンス)を飲み始めてからどんどん痩せていき・・・筋力も落ちてふらふらしていることも。さらに子どもの頃からの病気で目も片目しか見えず、見えるほうの目の視力も何とか運転免許が更新できるレベル。しかも老眼。そんな状況で実務もやらないといけないから資料を見るのもひと苦労ですぐに疲れてしまう
体がもたないから残業はほとんどできないので、そのかわり土日も早朝からお昼すぎまで職場に行き、家でも仕事の資料をチェックしたり考えたりしている、というような不健康な暮らしをしていた
県外出張も多かった
毎日帰宅後夕食を食べたらソファに転んで寝込む。23時すぎに何とか起こしておふろに入ってもらい、その後2階の自室でまた寝る。そんな暮らし
舌に異変を感じるようになったのはGWの頃からといってたかな
口内炎のように痛くはないけれど、とにかくトマトが染みるらしい
去年は義父が庭でつくっているトマトが豊作で、次々もらうんだけど夫は食べれなくて💦
夫は鏡で見ても何ともなってないんだと言っていたんだけど、目も悪いからなあ。私がLEDライトで照らしてちゃんと見ていたら気づけたかもしれないんだけど・・・それをしなかったんだよなあ
それでも何度か近所のかかりつけ歯科(口腔外科出身の年配Dr.)に行くようアドバイスはしていたんだけど、仕事が忙しくて行く間がないとのことでずるずる引き延ばしていた夫
ところが6月22日、夫から仕事を早めに切り上げて歯医者に行って帰るとLINEが入った
いよいよこれはおかしいと思ったんだろうなあ(もっと早く思えやーーー)
その時点で私も嫌な予感しかしなかったので、夫に
「大学病院の口腔外科に紹介状書いてもらって!」とLINEを返していた
■6/22 近所のかかりつけ歯科受診
Dr.は夫の舌を一目見るなり
「これは・・・○大(大学病院)に紹介状書くから」
と言ったらしい
そこで舌がんの可能性を示唆されたらしいので、まあまず99%舌がんだなと夫も私も覚悟した
この夜、初めて夫の舌をLEDライトで照らして見た
夫の舌の右側の縁のあたりには不定型な形にくぼんだ部分があり、そのまわりが白くなっていて、明らかに普通とは違っていた
(早く見てあげたらよかったと心底後悔した)
そして情報収集と同時に、夫の終活が始まった
(夫の終活をする姿を見るのはつらかったんだよなあ。今回転移の疑いが出て、また終活が始まるのかと思うと・・・)
大学病院口腔外科の受診日は6月28日に決まった
この早さからも、かかりつけ歯科医が特急扱い(悪性の強い疑い)で紹介に出したことがわかった