クマちゃんのブログ

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あとがき momiji*


チャッピーを終えて、私は少し物悲しいような気がする。

知り合いにいわれて気づいたのだが

特にラストは映画「ひまわり」

http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=1414911

の主題歌が聞こえてきそうなせつなさがあるようだ。


チャッピーが安藤や私、はたまた会社の若社長と

結婚すればよかったんだろうか?

または、思いも寄らぬ大金を手にして母国に帰れば

ハッピーエンドになったのだろうか?

それは、この小説の中で歩き始めたチャッピーが決める

事なのだろう・・・。

曇りガラス越しにあたる日差しの中、チャッピーは

日本に、職場に本当に馴染む事ができるのだろうか?



気になりまね にひひ








「チャッピー」一気読み ↓


「チャッピー」Ⅰ

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10705288448.html  

「チャッピー」Ⅱ

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10706345826.html
「チャッピー」Ⅲ
http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10707224627.html

続「チャッピー」Ⅰ

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10723053610.html

続「チャッピー」Ⅱ

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10723494362.html

続「チャッピー」Ⅲ

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10724265154.html


第3回



昼休み、食堂ではおばちゃんたちの会話がはずんでいた。

晴江とその相棒の照子は特に盛り上がっている様だった。

照子:「ねえねえ,見て見て私の若い頃の写真」

晴江:「うっ・・・」

照子:「・・・でしょう!」

    「若い頃って誰でもキレイで可愛いはずなんだけど」

    「私って、若い頃からブスだったんだよねぇー」

一同、笑う。

照子:「神様って不公平よねー」   

    「でもさー、こっち見てよ!」

    「私の旦那、いい男でしょう!」

晴江: 「・・・ホントだ!」

一同、唖然。

最初は笑った私だが旦那の写真を見て、神様も一応は

公平さを保つ努力は惜しんでおられない気がしたいい男だ。

2人揃えば確かに不公平は帳消しと言う訳だ。

平和な昼だ・・・。


チャッピーは、また3人掛のソファーを独り占めで寝ている

のかと振り向いたが、いない。


なんと晴江の隣の隣にチョコンと座り行儀よくおばちゃん

たちのおしゃべりを聞いていた。


チャッピーはみんなにうちとけようとしている。その事に少しの違和感もない。

妖精もやがて人間となり、その母親となり、おばちゃん

になり、何年後かここで昔の話をするのだろうか。


暖かなこの昼休み、曇りガラス越しではあるが

そこに日はあたっていた。


                               hare*




                 -END-


                                  

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「チャッピー」Ⅰ

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「チャッピー」Ⅱ

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「チャッピー」Ⅲ
http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10707224627.html


「気づかない事」

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10640366251.html

「夜明け」
http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10636607782.html

「饅頭屋の同級生」
http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10632744497.html

「銀河鉄道の夜」

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10634513698.html

「風の歌を聴け」

http://ameblo.jp/haurunosiro/entry-10632128765.html





第2回



いよいよセールは始まった。

誰もが他人にかまう余裕がなく、忙しく働き出した。

チャッピーももう何処で作業をやっているのか

判らないほどにゴッタがえしていた。皆、今日は必死で

手を動かしている。

しかしその中で、少し遅れているグループがあった。

そこの新人の班長は青ざめ、ワナワナと震えている。

機会の調子が悪く、先ほどから調整しているが

うまくいかず、もう1時間が経過し出荷は現実不可能な

状態なのだ。それはそうだ!

考えて見れば私でも判る。2時間でやっと出来る商品が

未だ1つも出てこづ、いま直ったとして、急いでも半分

半分強が限界だろう。

もう、ダメだ。

1人のおばちゃんが手を止め掃除の準備を始めた。


そのとき

1人の小さな女性がススッとそこに割り込んで作業を手伝い

始めた。そしてもう一人、さらに3番めにはチャッピーが!

見る見るそこに人が集まって、輪のように機会を取り囲んだ。


“妖精の輪”

 http://yuurismo.iza-yoi.net/hobby/fanta/elf.html  

                                             

私にはそう思えた。

機会が復活し、次から次へと商品がでてくる。

信じられない!本当なのか!

私はゾクゾクした。

そして、その輪は大きくなり工場全体に広がり、最後には

がんばれ、がんばれと言う暗黙の歓声へと増幅した。


奇跡はおこった!

仕上がったのだ!理由は分からないのだが商品は

運ばれていき、トラックの荷台に載り、そして出発した。


ばんざい、ばんざい そう心の中で叫びながら

私はチャッピーの隣で荷物が出て行くのを見送った・・・。



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「銀河鉄道の夜」

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「風の歌を聴け」

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