こんにちは。


長く間が空いてしまいましたが、

いかがお過ごしですか?


今日、書きたいのは

14歳で起立性調節障害と診断された、

21歳の大学生わんこの近況について。

誰かの参考になれば…と残してみます。


ここ数ヶ月、わんこは絶好調です。

これまでもそれなりに元気に過ごしていたのですが、調子の良い時と崩れる時の波が繰り返し、

なかなか最後のあと一息が越えられないでいました。


今回のわんこの絶好調は、傍で見ていてもこれまでとは全く違う安定感なのてす。


そして、その理由もハッキリとしています。


わんこが本当の意味で

自分と向き合い

自分と対話をしながら、

自分の意志で前に進んでいる。

そこには誰からの指示もなく

全てが自分の意志と選択。


きっかけは年明けから始めたアルバイトでした。

24時間フィットネスジムのオープニングスタッフとして採用されたわんこは、

そこで筋肉オタク君たちや、トレーニング大好き女子たち、ボディビルダーの大会を目指す先輩たちと知り合います。


彼らにとっては、フィットネスジムのアルバイトは趣味と実益を兼ねた天国のような場所。

活き活きと働き、勤務終了からそのままジムで楽しそうに鍛えている姿に衝撃を受けたようです。


元々、you tubeを見ては自宅で筋トレをしていた位なので、トレーニングは嫌いじゃないわんこ。

そこに、美しい筋肉を誇示する同僚や先輩達と出会い、わんこの中で俄然やる気に火が付きます。


研修の中で教えてもらった栄養学や、筋肉が作られる理論などもとても役に立ったらしく

食べるもの(適度な低糖質とタンパク質)にも拘り始め、トレーニングのメニューも自分で作ってやり始めました。

自分が食べる物位は自分で、と私に料理を教わり

簡単なものは自分で調理するようになりました。


毎日熱心なわんこは

先輩達にも可愛がられ色々教えて貰えるので、

ますますやる気になる好循環。

わんこの生活と体がドンドン変わり始めました。


そんな自分を見てわんこが呟きます。

「俺のカラダに筋肉の鎧がついてきた」


そして春休みが終わり、新学期がスタートして間もなく、わんこが呟きます。

「お母さん、筋肉がつくとストレス耐性がめちゃめちゃ上がってくるんだよ」


毎日のように出される大量の課題やレポート、

テストや発表の準備のストレスに、

いつも押し潰されては体調を崩していたのです。

でも、今年の春は全く違う、と。

「何が来ても大丈夫な気がする」


いつも寒がりで、

厚手の靴下を常に履いて厚着をしていたのに、

今年は春先からずっと素足で上半身もシャツ一枚か裸です。

「だって暑いんだよ」


アルバイト自体はオープニングの繁忙期が過ぎたので、契約終了になったのですが、

ジムには変わらず通い続けています。

食べる物も、体重と体調を見ながら

自分で適当に緩めたり、調整しているようです。


授業を受け、

課題とレポートをガツガツ仕上げては

友達と深夜まで遊びに行き

翌日はまた授業。

その間に筋トレ三昧。

たまにギターを弾きまくり、

週末に単発バイトを入れ、また授業。

来年の留学も視野に入ってきました。


これだけ忙しければ眠いし、疲れるけど

倒れずに復活している。

「以前とは、もう全然違うんだよ」


何よりこれまでと一番違うのは、

ここまでの半年以上の間

誰からの指示でもなく、


全てがわんこ自身の意志と選択

だったこと。


恐れからではなく、

喜びが原動力になっていたこと。


今のわんこを見ると

本当の意味で「自立・自律」をした事を

感じます。


起立性調節障害の最終章は

こんなキーワードと共に終わるのかもしれません。


一人の母親の呟きを

最後まで読んでくださりありがとうございました。