わんこのOD発症を機に
栄養療法を始め、
その流れで
糖質控えめ生活だった我が家。


わんこもにゃんこも
遅発性食物アレルギー検査で
小麦に反応は出ていないので

単に
「糖質」という点で
小麦製品を避けていたのですが…


この頃はわんこの体調も
そこそこ落ち着いてるように思えて

そして、
この暑さにたまりかねて

最近の我が家では
時々ながら
ひやむぎや
パンなどの
小麦製品が食卓に再登場
(もちろん品質は選んで)


そんなある日の事。


外出した先で
自宅にいる子ども達のランチ用に、と
初めてのパン屋さんへ。

その街では
とても人気のパン屋さん。
お手頃なお値段なのに
美味しそうな
色とりどりのパンが
並んでいました。

お惣菜パンを
いくつか買って帰り
子ども達と食べたのですが…


食べ終わった後に
にゃんこの様子が一変


能面のような顔で
「眠い…」
と言ったかと思うと
そのままソファに倒れて
寝込んでしまいました。

そのまま
いくら声をかけても
身体を揺すっても
反応ゼロ

どうやっても
起きる事はなく

結局、目を覚ましたのは
4時間後。

ランチの後は、
三人で外出する予定を
にゃんこも楽しみにしていたのに



暗くなってから目が覚めて
女の子「ごめんね、ごめんね!
       出かけるハズだったのに!」
と謝るにゃんこ


おやしらず「今日って、どしたの??」


 女の子「とにかく 
        パンを食べ終わった後に
       とても我慢できないような
       ものすごい眠気が襲ってきて
       もう瞼を開けている事が
       出来なかったの。
       私の事、起こした?
       全然、声も聞こえなかった」


その日のにゃんこの様子は
説明の出来ない異様さでした。


おやしらず「今日みたいなことって
      これまでにもあった?」

女の子「…学校でお腹が空いて
       安いお蕎麦屋さんの
       ざるうどんを食べた後も…
       今日みたいな眠気が来て
       動けなくなった」
    

パンも
うどんも
精製された小麦。


時折食べてたパンも
ひやむぎも
精製された小麦。


何か違いはあるのかしら
何か関連はあるのかしら…と
調べた結果

1冊の本に
辿り着きました。

Dr.ウイリアム・デイビス(アメリカ)


以前、
ファンクショナルダイエット講座で
お目にかかった
白澤卓二医師が翻訳されています。


 今、日本の小麦は8割以上が
アメリカから輸入されていること。

アメリカ産小麦は安いので
日本でも
あらゆる食品に
特に値段の安い食品には
多用されており

そしてアメリカ産小麦の怖いのは
収穫量のアップや
病気への耐性のために
品種改良をしまくった結果

アメリカには
従来種の小麦が
もはや存在していないこと。

今、私達が日常的に食べている小麦は
1960年代の小麦とは
もはや遺伝子レベルで
異なっており

遺伝子組み換えが騒がれる
はるか前から行われていた
「遺伝子組み換え小麦粉」
である、という事実。

その小麦粉は
精製されてようが
全粒粉であろうが
身体にとっては
「食べ物」ではなく

白い砂糖以上にGI値を上げ
麻薬と同じように作用することが
証明されていること

小脳を少しずつ壊し
記憶力や思考力
身体の機能や免疫システムを
麻痺させていく他
依存し、中毒性が高いこと

などが証明されているそうです。

しかも、
全てが遅延型で起きるので
自分の不調の原因に
辿り着くことは
とても難しいのだそうです。



以前、FBで
エリカ・アンギャルさんも
小麦の危険性について
触れていました。

アメリカの小麦粉は
中毒性が高く危険

同じ小麦製品でも
ヨーロッパのパスタなどは
中毒性は低い

と書いていた記事が
ずっと気になっていましたが

やっと今回
腑に落ちた気がしました。


品種改良や
遺伝子組み換えの事は、
あまり調べると
食べる物がなくなってしまうので
程々にしておこう…と
思っていましたが


にゃんこが経験した
小麦製品を食べた後の
激しい反応は

身体からのメッセージ

大切に受け取りたいと思いました。


小麦を全く食べない、という選択は
今の私達には
現実的ではありませんが

もし口にするなら
何を選ぶのか
値段で選ぶのか
名前で選ぶのか
見た目で選ぶのか

選択の基準を変えても
良いのかもしれません。

これまで時々
食べていたパンは
「国産小麦」か
「フランス産小麦」
と明記され

ひやむぎも
「国産小麦」のものでした。


国産なら良いのか
ヨーロッパ産なら良いのか

同じものを食べても
にゃんこは倒れ
わんこは平気なのはなぜか

私自身
まだわからないことばかりで

こんな段階で
ブログに書くのを迷いましたが

にゃんこが死んだように寝ていた
異様な姿に
背中を押されて
この記事を書きました。

ただでさえ
身体が敏感になっている
ODの子ども達。

体調が良くなるよう
日夜試行錯誤している
子ども達やご家族の
少しでも役に立ちますように。


あくまでも個人の体験に基づいた意見です。
参考までにお読みくださいね。