先日、
高校一年のわんこの学校で
進路説明会がありました。
配られた一枚のプリントには
「大学受験まで
あと1年半！」
とデカデカと
書いてありました。
せ、せ、せ、せんせー。
この子達は
４月に高校生に
なったばかりなんですけど。
先生のお話は淡々と続きます。
文系理系、
そろそろ決めてください
一旦コースを決めたら
変更はできません
ひー
なんだろう。
いつもいつも
後ろから
煽られているような
この気分は。
今の時代、
子ども達は
ずっと走ってるみたい。
ゆっくりと考えても
良いのに。
あーでもない
こーでもない、と
答を探して
回り道したり
迷うのも良いのにな。
そんな私は
時代遅れなお母さんなのかな。
文系か理系
白か黒
丁か半
パッパと答えを出すことが
出来る子ばかりじゃないのに。
「コース変更はできません」
って言われたら
失敗できないって
心が縮こまりそう
より速く
より強く
もっと速く
もっと強く
そんな雰囲気に満ちてる
今の高校は、
にゃんこの不登校や
わんこの五月雨登校を経験した
今の私には
なんだかすごく
違和感が大きくて。
私が16歳の頃なんて
何にも考えてない
ノーテンキな子どもだった。
母親になった今。
説明会の席で
涼しい顔をして聞いている
そんな自分にも
イライラします。
先生のお話は続きます。
大学への進学方法も
多様化しています。
一般受験の他、
最近の大学入試では
推薦枠の割合が
年々増えています。
推薦と言っても
様々な推薦枠があります。
指定校推薦
一般推薦(公募推薦)
AO推薦
などなど
推薦枠の説明書きの中で
目が釘付けになったのが
次の一文。
「指定校、一般、AOなどに関係なく
学校長の推薦を得るには
三年間の欠席日数が
１９日未満であること」
１９日未満
うわ、
一年に6日しか休めないんだ
マジですかっ
それまでの私の脳内では
お気楽モード全開で
日々の登校はまずまずでも、
毎晩10時に寝ないともたない
今のわんこには、
毎晩夜中まで勉強するような
一般受験は厳しいだろうなぁ
⬇︎
推薦もらって
どこぞの大学に潜りこめたら
ラッキーかも～
そんな、
密かな安易な妄想は
ガラガラガラガラ…
音を立てて
崩れましたとさ。
高校生になった途端、
春のスマホ事件で
もうずいぶん欠席したものねぇ
ODのわんこ。
高校一年にして知る
全日制高校の現実でした
※学校長推薦の基準は、
高校ごとにまちまちだと思います。
あくまでもわんこの学校の話ですので
ご参考までに。