先週から
わんこの様子が
どこか不可思議
「何かあったの？
「いや…ただの気合い」 「へ？ 気合いで起きられるの？
「うん、けっこう無理してるよ。
「朝、起きられるかどうかは、 「俺の場合は
定期テストを受け(2時間目から)
休んだテストの追試も受け
体育の授業にも出て、
ついでに
部活にもそーっと復帰した模様。
そんな生活が
先週は続いていた。
ほぼ毎日、2時間目から
(たまには1時間目から)
登校しては
放課後の部活まで。
うーん、おかしい
だって、
具合が良いようには
とても見えないのだから。
なんで登校できているんだろ？
体調が大きく好転した様子もなく、
毎日の朝は相当しんどそう。
なのに、
起きてきて
登校してる。
こりゃ、相当ムリしてるな～
と睨みましたよ。
土曜日も2時間目から登校したので
車の中で質問タイム。
「何かあったの？ もしかして意地になってるとか？」
「いや…ただの気合い」「へ？ 気合いで起きられるの？ すごく無理してる感があるよ」
「うん、けっこう無理してるよ。 でも、逆に雨の日の朝は
どんなに気合い入れても
ぜったい起きられないしね」
「朝、起きられるかどうかは、 前の日の疲れ方によるな。
最近は疲れはあるけど、
朝、起きる時はけっこうすんなり
起きられてる。
だから登校できてるわけ」
「俺の場合は 疲れるからって
あんまり静かにしてると
かえってストレスMAX。
動き始めは身体も重たいけど、
動きだしちゃえば大丈夫だし。
少しは身体を動かした後の方が
俺の場合は調子良いんだよ」
決して体調が良い訳じゃない。
それでも
どうしたら体調が良くなるか
自分なりに試行錯誤したらしい。
その結果の
「気合い」とやら。
起立性調節障害の子にとって
「気合い」はNGワードだったハズ。
そもそも、
朝起きられないのは
気合いや根性の問題じゃないし。
これ、世界の常識だよね。
なのに今、
わんこはその「気合い」で起きてる。
ホントは知ってるよ。
気合いがあってもなくても
起きられる時は起きられるし、
ダメな時は
どうやっても起きられない。
だってそれが
起立性調節障害って奴なんだから。
この気合い生活。
どこまで続くのかな…？
わんこの栄養療法は
もう8ヶ月目。
飲むのはサプリメントだけで
薬も飲んでいない。
何か変わった事があるとすれば、
絶好調だった春に
1日3回(朝、夜、寝る前)に
減らしたサプリメントの回数を
1日4回(朝、昼、夜、寝る前)に
また戻したこと位。
後はただ
糖質制限とサプリメントを
淡々と続けている。
気合い生活は
明日も続くかもしれないし
明日で途絶えるかもしれない。
先の事はわからない。
でも、一つだけ分かってる事がある。
もし、明日
気合い生活が途絶えたとしても、
わんこはきっと
淡々と歩き続けるだろう～という事。
わんこはそういう奴だから。
軽い奴なのに、
結構しぶとい奴だから。
先の事はわからない。
だから
明日も明後日も…
毎日を淡々と過ごそう。
その日その日で
一喜一憂するのも
何だか違和感があるから。
だってさ、
どんなに泣いたり
落ち込んだりしても、
結局のところ
物語の最後は
大丈夫なのだから。