久しぶりのブログは、
OD卒業生
大学4年目のわんこのお話です。卒業を控えた時期のハズですが、
本人の希望で、卒業を少しズラして一年間海外へ行くことになりました。
現地でのコロナの状況を気にしつつ、
今は出発に向けて準備の毎日です。
そんなわんこと
『自分自身の取説』について話していた時。
わんこがちょっと興味深い事を教えてくれました。
![犬](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/160.png)
やる気のスイッチが入るんだよ。
やらなくちゃいけないって分かってるのに
出来ない時。スイッチを入れられるし、
集中力も上がる。
これまで何度も試してきたけど、
実際にカラダが疲れにくくなってパフォーマンスが明らかに上がる。
簡単だし、どこでも出来るし
コスパ最高だからオレのお勧め!」
「へぇ、それって例えばどんな時にやるの?」
「やらなくちゃいけない課題があるのに、なんかやる気が出ない時や、疲れてやる気が出ない時。
スイッチが入るよ。
大事なプレゼン発表の前や、
大勢の前でパフォーマンスする前にやると
集中力が上がる。
社会人サッカーチームでの練習の前も必ず。
やっておくとハッキリ動きが良くなるし、ハーフタイム後でも足が止まらずに動き続けられるんだ」
聞けば聞くほど、面白そう。
それって一体なに?
「腹圧呼吸」
「へ?腹式呼吸?」
「腹式じゃなくて腹圧。腹圧呼吸の事をIAP呼吸法って言うんだって」
そう言って見せてくれたのは、ポストイットが貼られた一冊の本。
「この本、前にかーさんが買ってきてくれた奴」
腹圧呼吸=IAP呼吸法の詳しい説明ややり方は
こちらの記事 を参考にしてみてください。
人は元々、赤ちゃんの時期はみな
「お腹の圧力を保ったまま腹圧呼吸をしていた」
と知ってびっくり。
それが本来、一番効率の良い体の使い方なのだそうです。
腹圧呼吸(IAP呼吸法)で横隔膜を下げた呼吸をすることにより、腹圧を高め、横隔膜をしっかりと動かす事になります。
●腹圧を高める事で体の中心を固め姿勢が整い、疲れにくい体になる。
●横隔膜を大きく動かす事で、脳や細胞に酸素が行き渡り、頭がクリアになり集中できる。
体に落ち着きが戻ってくるので、パフォーマンスレベルがキープできる。
●自立神経が集中している横隔膜をしっかりと動かす事で、就寝中の副交感神経の回復作業がサポートされ、睡眠の質を向上できる。
ODの子ども達を悩ませる症状と
何だかダブるように感じてしまいます。
以下、わんこの言葉です。
羅列ですみません汗。
「オレはこの手の本あんまり信じないんだけど、腹圧呼吸はやってみてすぐにハッキリした体感があったから、取り入れたんだ」
「どこでも15秒あれば1回出来るし、周りからは分からない。コスパ最強だよ、これ」
「起立性調節障害で布団の上から全然動けない時は、潔く諦めた方が良いと思う。でも少し経って、起き上がろうかなと思ったり、ダルくてやる気が出ないなぁ、という時は、腹圧呼吸が背中を押す助けになると思うなぁ」
「腹圧呼吸をやったら上手く行った、って小さな成功体験を積み重ねたら、自信にもなるし、
上手く行くトリガーとしても使えるはず」
「正直、オレも中学や高校時代に腹圧呼吸を知りたかったなぁと思うけど、今知っても遅くないし、これからずっと使えるしね。」
まるで、
わんこが昔の自分に向けて話すような言葉を聞いて、何かの参考になれば、と
ブログからお伝えしたいなと思いました。
最後に一つだけ。
わんこの言葉を追加します。
「かーさんが、この本面白いかも~ってくれた後、放っておいてくれて良かった。←忘れてただけ汗
やった?とか、やってる?なんて聞かれたら
ストレスでしかないしね。
こう言うのって、結局
自分がやろうと思わないとダメだし、
人に言われてるうちは続かない。
腹圧呼吸は、やると体感でハッキリ分かるから
興味があれば試してみたら面白いんじゃないかなぁ」
あの時のわんこと同じようなしんどさの中で
今頑張ってる方へ届きますように