アメンバー申請でメッセージくださった方へ
返信ができないので、お返事の代わりにこちらから私の意見を書かせて頂きます。
どうぞお目に留まりますように。
お子さんが栄養療法に取り組まれている、との事。
部活動を心の支えに頑張っていらっしゃるのですね。
栄養療法は、現役テニス部で練習に明け暮れていた当時のわんこにも、ある程度の改善をもらたしてくれました。わんこはODになっても食欲が落ちず、消化器官が丈夫だったという背景もあり、短期的にみれば、栄養療法の時期に念願だった部活への復帰を果たしました。
ただ、ブログで何度も書いているのですが
本当の意味での健康とは
心の健康×体の健康の2つの車輪が
しっかりとかみ合っている状態。
そこを目指すには、栄養療法(体)だけでは不十分だった、というのが振り返っての感想です。
わんこが「自分自身に主体的に関わる」
そのスタンスになって、初めてすべてのギアが噛み合い、トータルで元気になったと感じています。
わんこも頭痛と目眩が一番最後までしつこく残っていましたが、ストレッチと筋トレでいつの間にか無くなっていたそうです。
栄養療法は一年あまりでしたが、その経験から栄養の事もわんこが自分で勉強し、今は料理が趣味になりつつあります。
サプリメントも自分なりに調整しているようですが、本当に必要な僅かな物だけです。
←注:これはあくまでも「わんこの場合」です。
部活の中でのお怪我、その後いかがですか?
お子さんとしては焦る気持ちもあるでしょうし、ご心配ですよね。
思春期は目の前しか見えない、そんな時期。
親御さんとしてもご心配でしょうが、お子さんに共感はしても、どうか不安の渦に巻き込まれずにいて頂きたいな、と思ってます。そして、お子さんの人生はまだまだこれから先が長い事を、大きな視点から伝えられる存在でいて頂けたらな…と。
もしも、
今の部活動の関わり方を変える事になったり
離れる事になっても
「仕方なくそうした」と受け止めるか
「今の自分に最適な物を選ぶために決めた」
「選んだのは自分なんだ」
と理解するかはお子さん自身。
そんな時に、ジャッジ抜きにオープンに話し合える
親子関係を作っておくのが、一番のサポートなのかもしれません。
わんこは今もスポーツは大好きで、勉強の傍らテニス、サッカー、フットサルとあれこれ楽しんでやっていますが、「選手としてはやらない」と決めているようです。アマチュア大学生として、社会人の集まりの中に入れて貰い、週に一度楽しむ位が調子がいいし、自分にはそれが丁度いい、と。
その代わり、筋トレはコツコツやる。
それがわんこの取説らしいです。
ODがきっかけで「今の自分に出来ること」とギターを始めたわんこですが、ひたすらYou Tubeで練習し、今ではわんこの人生を彩るものの一つのようです。音楽を通した繋がりは羨ましくなります。
カンボジアへボランティアで行った時も、中古のアコギを持参して、現地の子ども達と弾いて歌って、とても楽しかったそうです。
40度を超える暑さの中、子ども達とサッカーも楽しみ「サッカーの上手いお兄ちゃん」というポジションも悪くなかったようです。
人生は長く、何が幸いか災いか、本当に分からないものですね。
わんこも沢山のトライ&エラーを通して
自分との付き合い方を体得しました。
私も過干渉や大喧嘩や開き直りの中から、
子ども達が元気になるよりも、
まずは自分が先に幸せに楽しくなる事を選択しました。
林先生の勉強会は何度かお世話になりましたが、
起立性調節障害の治療に役立つ最新の情報を発信され、有意義な機会だと思っています。
長々と書いてしまい、すみません。
ご質問の答えになりましたでしょうか。
まだまだ続くお子さんの未来を
心から応援しています。
きりむ