入院のために病院へ。


病院の正面入り口前で
妹が待っていてくれた

面会に来れないからと

寒い中、
ベビーカーで
小さな子どもを連れて





渡された袋の中には、

私宛のスイーツや、
旦那さん用のおかず

綺麗なお花のシール
プーさんの封筒が入っていた。



妹にお礼を告げ、お別れし


受付の方に声をかけ

入院の手続き


先ほどもらった
プーさんの封筒を開けると

たくさんの折り紙でつくった

帽子やお洋服。

ちょうちょなど。


見た瞬間涙が溢れてきて


今の私には、

何よりも嬉しかった






入院の手続きが終わって、
病室へ案内された。


主治医の先生は
他の患者さんの手術予定があったので

それが終わってから


私と旦那さんへの
手術の説明となった


病室で待っていると呼ばれて、
お腹からのエコーが見れる部屋へ


コロナのため駐車場で待機していた
旦那さんも呼ばれた


先生が
処置や説明の前に
もう一度
エコーを見せてくれた

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診断を受けた日



赤ちゃんの大きさを先生に聞いた


「頭蓋骨の大きさで、
  赤ちゃんの大きさをはかる時期だから、、、

  でも、週数相当だと思いますよ。」

と先生に言われた


そのあと違う部屋で
入院についての説明などを受けた


その日、
エコー写真をもらえなかった私は

会計が終わって
1度帰りかけて

やっぱり写真が欲しくて。


「1枚で、いいので、
  エコー写真もらえないかなと
 思ったのですが、、、」

産科の受付のスタッフさんへ伝えた

我慢してたんだけど
やはり我慢できなくて
泣きながら伝えた


少し待っていると、
持ってきてくれた


渡す予定ではなかったのだろう


顔だけがうつった写真
手だけがうつった写真をくれた

それでも嬉しかった

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先生は、この日のことを
覚えていてくれたんだと思う


エコーを
旦那さんと私に説明しながら、
顔と体全体がうつった写真を撮って


写真、いりますか??


と、エコー写真を二枚くれた


心臓がぱくぱくと
手も、足も、
動いていた

やっぱり、頭蓋骨はないとのこと


先生はエコーを見せながら、
頭からお尻までの長さは
6センチだと教えてくれた


この前私が
赤ちゃんの大きさを聞いたことも

覚えていてくださったんだなと
思った


これから、
予定通り入院して、
処置となる。


エコーの間、
旦那さんは、
泣くのを我慢しているように見えた


赤ちゃんを産む前に
死んでしまう前に

機会があれば
動く姿を一緒に
見れるといいなと思っていた

でもやっぱり
見るともっと悲しいよね


他に異常は見つからないと言われた


それもまた、
悲しかった。


他は元気なのに

諦めなきゃいけない


それだけ大きなことが
起こってしまったんだ