こんにちわ。長谷川貴子です。


だんだん寒い季節になってきました。
そんな時期に多いのが
寒さによって、体のあちこちが固まって
あイタタタ~となりがちな時期。


その中でも恐ろしいのは
ぎっくり腰。


この痛みは
我慢できませんからね。


でもなった事ない人って
自分はならないでしょー!!
ってどこか自信満々に思っている人って
多いんじゃないかなーって思っています。


ですが、アラサー世代は、ノンノンノン!
アラフォー世代なんて爆弾抱えてますから(笑)


私は大丈夫!なんて思ってたら
大変な事になります。


そうそう、私の様に。


だって、私がなるなんて
絶対にない!って
本気で思っていましたから。


ですが、あの恐ろしいあいつは
突然やってくるんですよ。


そして私は、ぎっくり腰という
痛い目にあったことで、
整体師としてではなく、
アラフォー世代、
子育てママの身体の
上手な付き合い方がバッチリ
わかったんですね。


そこで今日は
まさか、この私がなるなんて!
誰にも言えなかったぎっくり腰を
経験した事でわかった
体との上手な付き合い方について
書いてみようと思います。

 

口が裂けても言えない・・・



まさか整体師の私がぎっくり腰になったなんて・・・
最初に言ってしまいますが・・・
そう、私、なかなかのキャリアがある整体師なんです。
それなのに、それなのに、やってしまいました。


ぎっくり腰!


あっ、今ではないですよ!
少し前の話です。


そろそろ時効かなーと思い、暴露しております。


少し私の話をさせてください。
私は身体を癒し、
整えるお仕事をして10年になります。


今では自宅サロンでお客様を施術したり、
オンラインでサロンに来なくても、
自分で体を整える方法などを
教えています。


コロナでサロンに来たくても
来れない状況から考えだした
自分で自分の身体を癒す場所として
開設しました。


あイタタ世代から、とても喜ばれていて
スタートしてから、
もう半年経とうとしています。


自分のペースで自分の空間で
身体を気持ちよく癒せる
そんな時間を提供しています。


興味がある方は、こちらを見てみてくださいね♪
オンラインサロン
体あイタタ友の会


話は戻しまして・・・
私は身体の使い方には
なかなか詳しい方なんです。


なのに、なのにー
やってしまった。


いや、むしろ何もやってもいないのに
なってしまったんです、ぎっくり腰に。


ある朝、子供達に朝ごはんを食べさせながら、
私も食卓に腰かけて、
コーヒーを飲んでいたんですね。


そして、食器を片付けようと
スッと立ち上がった瞬間。


あれ?
なんだ?
なんか変だぞ?


上半身が動かない・・・?
痛いとかじゃなくて、
まるで自分の身体じゃなくなったような


ちょっと変な動きをしたら
崩れてしまいそうな


こわい、こわい、こわいッ( ノД`)
もう、パニックですね。


そしてダラダラ、冷や汗とか出てきて、
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。


私、やってもーた、
これが噂のぎっくり腰(-_-;)
初体験のぎっくり腰です。


とにかく子供を送り出すまでは、
なんとか動かねばいかん!


痛みが走らないように、
ぎっくり腰用の身体の使い方を模索します。


上半身は一切動かさず、
足もあげず、そろりそろりー。


保育園に送るのに、
ミッションが多すぎて不安しかない。


まず1つ目は車の乗り降り。
2つ目は駐車場から歩かないといけない。
3つ目は教室は2階で階段の上り下りがあって、
絶対無理だー。


先生に駐車場まで
迎えに来てもらうしかないか。


でも事情を説明するのに、
ぎっくり腰になったなんて言えない・・・


だって先生方は私の職業を
知っているだけに
恥ずかしすぎる、
情けない・・・


でもそんな事いってられません。


こんなおばあちゃんみたいに
よちよち歩きしている姿を見られれば
どちらにしてもすぐバレてしまう。


帰りのお迎えだってあるし、
正直に話しておくしかないか(´;ω;`)


という事で、なんとか無事に
子供達を送り出す事ができました。

 

何日動けない?今後の生活に不安がよぎる


やっと自分の事だけを
考えられる状況になりました。


そしてもう1つ問題を
解決しないといけない事があり、
今日は、サロンの予約があること。


お客様はここに来ることを
楽しみにされているのを
知っているだけに、
申し訳なさと、
自分の情けない気持ちで
こんな状態、何日間続くの?
もう迷惑かけられないー。


お客様に
なんと伝えたらいいのか
グルグル考えます。


「もしかしたら、数時間後には
動けるようになるかもしれない」


そんな期待もしつつ、


「こんな状態で施術しても
お客様に対して
100%の仕事ができない」


お金を頂く以上、
100%出し切れないのがわかっているのに
いくらお客様が楽しみにしているから
断れないという理由で
受ける方がよっぽど無責任。


ダメダメ、延期していただき、
さっさと自分を治す事が先だ!!!


予約時間までだいぶあったので、
お客様にも事情を説明し
変更していただく事ができ、
とりあえず一安心。


でも、これ、明日もこうだったらどうしよう・・・
仕事も家族もどれだけ
周りに迷惑かけてしまうんだろうか。

 

 

痛みは身体よりも心のダメージのが大きい

 


さてこれからどうするか。
起きていると怖くて、
横になったはいいけど、
寝返りさえ打てない状況。


そんな状態から、
自分の持っている
スキルを実践してみるしかない!


どの向きなら大丈夫?
どう動かすと痛い?
どの角度まで動かせるか?


もうここまで集中して
自分の身体と向き合う事ってあったでしょうか?


出来る事ならビッキーンとか、
痛い思いはしたくないですから、
どう動かすとダメか、
どうやったら楽に動けるか?


全神経集中!
(鬼滅の刃状態(笑))


超、研ぎ澄まされている。
そして、絶対NGな動きだけはわかった!


そうして、なんとか立ち上がって歩いたり、
ストレッチが出来るところまでは出来た。


でもでも、これからどうするーーーーっ。
明日も仕事があるぞーーーー。
あと通常に戻るまで何日かかるんだよー。
どうしよう・・・


もう体はいつ痛くなるのか、
とビクビクして怖いーーー。


この先、どうなるのか?
私の心は不安でいっぱいで
冷静じゃいらいれない。


誰か助けてー!!!

 

 

 

 

 

 

 

当り前すぎて、忘れたとっても大切なこと


という事で、困った時にはすぐ駆け込める
施術の師匠の元へ飛び込みで向かいます。


この師匠、見た目は
格闘家を引退した住職にしか見えないので、
以下住職師匠にします(笑)



住職、たっ、助けてー。
やってしまったー。


ヨチヨチ歩く私。


そこには門下生が数人いて、
学びの最中でした。


門下生は突然現れ、ヨチヨチ歩く私を
心配そうに眺めている一方で、
住職は、ニヤニヤ嬉しそう( ̄ー ̄)


ぎっくり腰して痛そうにしている人を見ると、
笑いたくなる気持ちはわかる。


私も、ぎっくり腰を繰り返す夫に
痛がっている様子を
いつもクックックッと笑っていたので
初めて夫の気持ちがわかりました(笑)
ごめんなさい、もう笑わない(;'∀')



住職師匠
じゃあさ、みんな、ちょっと先に進めてて。
この痛がってるの先に
なんとかしないとな(笑)


はい、ここ寝てー


この、何とかするという言葉や
師匠の顔見ただけで
ほっとする感覚。


ここに来ればどうにかなる。
この安心感。


施術自体は、
ほんの10分とか20分くらいでしたかね。
もちろん住職師匠なので、
技術的なものは計り知れません。
ですが、重要なのはここからです。



あっ、真っ直ぐ立てるようになった!
すごーーーい!


心配そうにみていた門下生からも、
おおおぉーー!と歓声が(笑)


それから少し色々な動きを試してみる。



あっ、でも、ちょっと痛いし、
まだ怖いっ(;´Д`)


住職師匠
そりゃそうだよ。
ぎっくり腰はケガだから
2,3日は痛いけど、
動けるようにはなってるから
大丈夫だろ。



そっか!
ケガか!捻挫だってアザだって
数日かかるのと同じか!!


住職師匠
今まで味わった事ないような痛みと
体の不具合を感じただろ?



はい、もう私、終わった・・・( ノД`)
って思いました。





住職師匠
でしょ、すごい怖かったと思うよ。
それがずっと不安で残っちゃうんだよ。
そうすると、もうあんな思いしたくないから
ビクビクして体が緊張して
なかなか痛みが抜けない。



あ、わかるかも。
ここに辿りついただけで
だいぶホッとして、

痛みが、楽になった
感じあったかもしれない。


住職師匠
だろっ。今日はたまたま、
ぎっくり腰だったけど、
どこかに痛みがあったりすると、
実はその場所の痛みよりも、
精神的なダメージのが大きいんだよ。



なーるーほーどー!!!
キッカケは身体の痛みから
始まっているけど、
心の不安が大きいほど
思いっきり体に影響しちゃって
悪化しているって事なんですね。



住職師匠
そう。心的要因がほとんど。
いかに、心が穏やかで、
体が緩んでいるかが
大事なんだよ。


お前さーっ、何年も前から教えてただろ!(笑)


改めて身をもって納得した私(笑)
腰は痛いけど、
さっきまで抱えていたぎっくり腰、
悪化したらどうしよう


明日も動けなかったらどうしよう


そんな不安は
キレイサッパリどこかに消えて、
めちゃくちゃスッキリ!!


もう心は清々しく
治療院を後にします。

 

 

 

 

 

 

 

その痛みを知っているのも治すのも自分

 
 
身体の事は良く知っているし、
そういう仕事しているし、私は大丈夫。


そんな感じでたかをくくってました。
知識やスキルにあぐらをかいて
仕事に対しても、自分の身体に対しても
どこかで甘えがでてななって。


自分は知識があるから特別だ!って
思っていたのです。


今回あんな風にただ立っただけで
ギックリ腰になるなんて
神様が
「ちょっとそこのきみ、
調子に乗っているんじゃないかい?
しっかり勉強しなさいよ」


そんな気付きを与えてくれたんじゃないかって
思うんです。


知識があるからといって
上辺だけでなんとかしようとしてみたけど、
結局不安に負けてどうにもできなかった。


施術者としても未熟さがわかったことと、
自分の身体を通して
心のストレスがどれだけ体に影響するか?


痛いほどわかりました。


私みたいに専門的な知識なんかなくても、
体はいい状態に出来ちゃうこと。


今ならよーくわかります。


そういえば
住職師匠に施術後に
こんな話をされたな。
 

住職師匠
あのさ、俺ができるのはここまで。



え?


住職師匠
体は来た時より良くしてあるよ。
だから大丈夫。


あとは自分がどこまで拾うかだよ。


これ、師匠は弟子に向かって
投げかけているので
お客様にはこんな話しないんですけどね。


どこがどんな風に痛いとか辛いかって
1番知っているのって私なんですよね。


またどれだけスッキリしたか、
どのくらい楽になったか?


そして
心がどのくらい楽になったか?


これを知っているのも私。


そう考えると感じたり、
拾ったりするのは自分自身です。


だから自分を治せるのって
自分しかしないって思うんですよね。


なんかいつもどこか痛いとか、
体調がすぐれないくて
施術うけても、薬飲んでも、
不調を繰り返してしまうのは
心の不安が原因だったりするのかも
しれないのかななんて思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、私が行っているアラフォーの身体との上手な付き合い方


私はこのぎっくり腰をキッカケに
自分の身体への意識の向け方も
ずいぶん変わりました。


私達、特に女性は年齢を重ねる事に
体はどんどん錆びていきます。


錆びとか老化とか、それはそうですよね。
時間がたてばどんなものも劣化していくし、
ダメになっていくのは当たり前です。


だから、年々どっか痛くなったり、
痛い場所が増えたり、
病気になったりするのは
自然の流れで、当たり前の話。


だからこそ、歳を重ねる事にちょっとだけ、
1つだけでもいいから
体にいい事をやっていけばいいんじゃん!
とふっと降りてきました。


そうすれば、いつも元気にすごせるし、
若々しくしられる。
好きな事を思いっきりできる。


ならば、やった方がいいでしょ!
と思うようになりました。


ですがストイックに何かするって
私は絶対続きません。


気持ちいい!
楽しい!
どちらかがないと継続できない。
これは絶対条件です(笑)


最初にも出てきましたが、
私が主催する
オンラインサロン 
体・あイタタ友の会は
最初の頃は参加している
メンバーさんのために、
教えられる事は全部教えちゃうぞー!
みたいな感じでやってきていました。


今では、自分の身体が、
いかに、気持ちよくゆるゆる癒せるか?
そうすると、リアルに伝えられるから
みんな気持ちいいんですよね。


そして、それを楽しんでもらえるか?
そうやって、
場を作っていく事を意識しています。


とにかく、笑うだけで身体って
とってもリラックスできますからね。



自分の身体が楽だと
心の状態もとても楽になってるんですよ。



心を穏やかにしておく
体を緩めておく


この両方が少しでも出来ていると
子どもとの関わり方も変わってきたり、
仕事や家族、
人との関わりに対しても
穏やかでいられるようになります。


そんな感覚がわかってからは、
自分の身体を使う事が気持ちよく
ラジオ体操とかしちゃって楽しんでます。


何か体にいい事をしようと選ぶ基準は
小学生低学年や、老人でもできる事。



このくらい簡単な事で選ぶのが
長続きして、楽しむポイントです。



おかげさまで今は
どっこも身体痛くないし、
体もずいぶん軽くなりました。



本当に今となっては、
ギックリ腰を経験してよかった!
って思ってます(笑)

 

 

 

 

 

 

まとめ


今日は整体師の私が
調子に乗っていたせいで、
ギックリ腰になって
痛い目にあったお話について
書いてきましたが、
いかがでしたでしょうか?


この記事で言いたいことは
体が痛い時は
体を整えなさい!という合図です。
そして、その痛みは
体だけが原因ではなく、
心の影響も大きく関係して
いるかもしれないといことです。


体が痛いと、
休まないといけないとか、
家族のこと、どうしようとか、
これからどうなっちゃうんだ・・・
と自分の身体の辛さから、
不安が大きくなり、
周りに迷惑をかけられないと
頑張ろうとする。


でもそれで強行突破したところで、
たぶんいい方向には
いかないんじゃないかと思います。


そんな時こそ、
体を癒し心を
穏やかにするための
必要な時間と思って、
自分を安心させてあげる事が出来たら、
きっと最初の状態より
もっとパワーアップした状態に
仕上がってくる
んじゃないかなと思います。


自分を楽しませる。
喜ばせる。
そんなのが
安心させるってことに
繋がっているんだろうな。


それがわかってからは、
もちろん痛みへの不安もないし、
いつも安心できる
自分にしとかないとねー
そんな風に思ったら毎日、なんだか楽しく
過ごせるようになりました。


アラフォー、子育て世代、忙しい女性が、
好きな事を思いっきりやりたいけど
疲れちゃうとか、
どこか痛くて不安がある、
そんな方に少しでも
何かのヒントになれたのなら
嬉しいです。


参考にしてみてください。


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P.S.
 
ちょっと宣伝になっちゃいますけど、
ギックリ腰を予防したり、
あるいは改善する
使いやすい体にする
アラフォー世代を元気にするための
体のメンテナンス法
整体師が教える
オンライン体メンテナンス講座
体あイタタ友の会、やっています。
 
 
子育てのためにも
これからも元気に好きな事を
思いっきりやるために
体を整えてみませんか?