こんにちは。長谷川貴子です。

 

 

私は心と身体を緩めるボディケアと

子育てアドバイザーとして

お仕事させていただいています。

 

 

お仕事でも、

プライベートでもたくさんの親子と

関わる機会がとても多いのですが、

先日、来られたママさんから

こんな相談を受けたんですね。

 

 

ママさん

「うちの子供は同級生に比べて、

色々な事が出来ないんです。

だから、みんなについていけなかったりして

一人でいるところをよく見かけると心配で・・・」

 

「お子さんは何か言ってましたか?」

 

ママさん

「気にしている様子はないみたいで・・・」

 

「じゃぁ、ママさんがとても心配されているんですね」

 

 

ママさん

「はい、だからみんなから遅れないように、

色々な習い事をさせたりしているんだけど、

なかなかうまくいかなくて・・・」

 

「色々学ばれているんですね、

では、今、現在子供さんは悩みを

抱えている様子はありますか?」

 

 

ママさん

「本人は気にしていないかもしれません。」

 

 

会話をしていくうちに悩まれているのは

お子さんではなく、

ママさんの方だという事がわかります。

 

 

ママさんはみんなから遅れたら可哀そうで

とても心配になる気持ちは本当によくわかります。

 

 

私も良くやってしまうのですが、

例えば友達が数人歩いていて

その少し後ろに子供が一人で

歩いている姿を見てしまった時に

凄く悲しくなったり、

怒りが湧きあがってくる事がありました。

 

 

仲間外れにされたのかな?

何か言われたかな?

悲しい思いしてないかな?

 

 

そんな心配が頭の中を巡ります。

 

 

そしてその前を歩いている友達を

まるで意地悪な子と勝手にイメージしてしまう。

 

 

傷付けられるくらいなら

もう関わらないようにしたい・・・

 

 

そして無意識なんだけど、

まるで敵がいるように、

子供がその敵に負けないように

色々とやらせようとする。

 

そんな時に子供に

どんな気持ちか?

何していると楽しいか?

聞いてみると

こちらが思っていた事とは

全然違う返事をもらったりして驚いた事があります。

 

 

子供は親が感じているように、

同じような気持ちではないんですよね。

 

 

こうやって親の勝手な思い込みから

子供を親の価値観に巻き込んでいく。

 

 

親が心配して

他の子と比べて劣っている

とか

皆より遅い

と感じているのは

子供ではなくて親の価値観からきていたりします。

 

 

皆と一緒じゃなくても同じじゃなくても

私にとって何でもない事で

大きな声で大笑いしている姿を見たりすと

そこに子供の幸せを感じたりします。

 

 

 

親の抱えて来た価値観は脇に置き、

子供には子供のとっても

ハッピーな価値観があるという事を

意識するだけでもとっても楽になったりします。

 

子育ての参考になれば嬉しいです。

 

 

子供と笑い合える時間を過ごせるようになるための

とっておきの方法

子育ての経験を通して

リミッティングビリーフについて書いています

 

あわせて参考にしてみてください。