こんにちは。長谷川貴子です。

 

 

私は心と身体を緩めるボディケアと

子育てアドバイザーとして

お仕事させていただいています。

 


私は3人の子育てをしていますが、

最初の頃は育児ノイローゼになってしまったり、

子供を可愛がれない自分が許せないとか、情けないと思いつつ

その不安や不満からさらに子供に当たってしまうという

悪循環を繰り返してきました。 
 

 

そこで私が子供に対して感じていた事について、

書いていきたいと思います。

お付き合いくださいね。

 

 

初めての子育てがスタートし、

まだすべてが手探りで赤ちゃんが泣いても

その声をかわいいとは感じれなかったんですね。

最初からイライラしていました。

 

 

今だからわかりますが

私のイライラとかピリピリが伝わって夜泣きもひどくて、

よく夜中にベビーカーで散歩に行っていましたね。

 

 

この頃は子供が何で泣いているのか?

何を訴えているのかな?

そんな風に考えた事もなかったし、

すべてが雑音としか受け止められませんでした。

 

 

そんな事よりも自分が可愛そうで仕方なくて、

この子から逃げたいという思いで一杯だったんですね。

 


それからだんだん子供も成長してきて

言葉を話すようになってきた頃も

その感覚は変わりませんでした。

 

例えばこんな時

 

子供

「幼稚園行きたくない!」

「なんで?」

(もうイライラしている)

 

子供

「行きたくないから!」

(感情を説明できない)

 

「ダメ、行ってね」

 

問答無用で登園させるといった感じで

聞く気もないし、子供の気持ちなんて

考えようともしていませんでした。

 

 

今こうやって思い出しながら書いているだけでも

当時の子供を思うと胸が苦しくなってきますね。

 

 

「寄り添う」という事がどういうことなのか?

私はまったくわからなかりませんでした。

 

 

そして数年間の子育てしていく中で

自分が子供に対して大切にしてあげれていないという

罪悪感が常にあって、何とかしたい

という気持ちは無意識にあるんですよね。

 

 

そこで「寄り添う」事をやってみようと、

自分なりに子供に向き合おうとしてみたりしました。

 

 

「今日は子供に付き合って話を聞いてあげよう!」

と意識して過ごしますが、

帰る頃には怒っている自分に

「やっぱり出来なかった」

と自分は母親失格の×印をさらに濃くして

帰ってきていました。

 

私の中で

「寄り添ってあげる」

ではなく

「付き合ってやっている」

という感覚しか出来なかったんですね。

だから余計にイライラしてしまう。

 

 

 

それから様々な学びをしてくうちに、

「子育ては両親との関わりが重要」

と言う事を知りました。


それから私は自分を知りたいと思い始めて

幼少期の記憶をたどってみたりして

自分の過去と今を並べて現在地を確認し始めていきました。

 

 

そうするとなんでこんなに子育てが辛かったのか?

子供に寄り添えなかった理由が

だんだんわかってきたんです。

 

 

目の前にいる子供を必死に育てようと

子供に愛情を注ごうと思っても全然出来ない。
頑張っても何も出てこない。


それは私自身が枯渇していて、

子供に注いであげれる物が何もなかったんですね。
 

 

自分がどんな状態なのか?

何を感じて成長してきたのか?

そこに気付いてあげる事で

自分の中が満たされて湧きあがってくるものがあります。

 

 

子育ては子供を育てる事と思ってきましたが、

子供を通して、自分の生きて来た道や

自分の価値観、自分そのものを映し出すように

見せてもらっているように思います。


 

それから自分の事を思い出して

自分の現在地をを知ってからは

子供に対する感情が大きく変化していきました。

 

 

「子供の泣き声はただの雑音」から、

「この泣き声の先にある感情ってなんだろう?」

こんな風に受け止められるようになってきて

 

 

子供と自分の関わり方や感情の整理をする事が

自分と子供を満たしていく事なんだと腑に落ちてからは

「子育ては苦しい」から

「楽しい」と感じれるようになりました。

今では子育てを通してこんな自分も好きになれました。

 

 

 

子育ては自分と両親との関わりが深く関係しています。

私が子育てが出来ないと苦しかった理由

両親とどう関わっていたのか詳しく書いています。

よかったら参考にしてみてくださいね。

 

 

子育てからの自分育て