こんにちは。長谷川貴子です。
わたしは、身体を本来の
正しい姿勢に整え心と身体を心地よく
生きていくためのカウンセリングと
ボディケアをするお仕事をしています。
私は子供が3人いるのですが、
以前娘が虫歯になってしまい、
大の病院嫌いな娘は
大泣きで口も開けずで
歯医者さんに3件断られてしまった事がありました。
そして状況は悪化し
断られるたびに娘の歯医者嫌いが増して
私はイライラが増していく。
ですが4件目に最後の希望をかけた
救世主歯医者さんとの出会いによって
硬くなに拒否し続けた娘の
口と心を開く事が出来たんですね。
絶対に口を開けなかった歯医者と
完全に心を開かせた歯医者の違いは何なのか？
先生と娘のやりとりで何が起きていったのか
について書いてみようと思います。
断られてしまった歯医者さんでの様子は
こんな感じでした。
娘の心境的には
治す気はない。
虫歯でもいいから行きたくない。
行く意味なんてどうでもいい。
とにかく嫌だ。
といった感じでした。
座った瞬間、娘の恐怖心はMaxの状態。
歯の状態を見て
私に状況の説明をします。
先生
これがよくない
あれがよくない
こうやって治療を
進めていきますね。
先生
「怖くないよー」
娘
「嫌だ」
先生
「これをね、こうやってこうやって・・・」
道具の説明
「痛かったら右手を上げてね」
娘
一瞬開けるけど、
ちょっとした衝撃や
違和感ですぐ口を閉じる
もう2度と開けない。
治療せずに帰宅。
こんな事を５回ほど繰り返しました。
先生からもさじを投げられてしまい、
他院へ紹介状を出される始末・・・。
なんとか合う歯医者さんがないかと
探し続けて見つけた歯医者があり、
今までの状況を相談したところ・・・
全然関係ありませんが
衛生士がどの方も美人で優しいだけでなく、
パリッとしている雰囲気。
関わりの中で余裕を感じます。
きっといい職場なんだと感じましたね。
そして娘をみるなり、
ニコニコ見つめて、名前を呼び、
かわいいねー、いいよねー。
大丈夫だよー
という受け止めてくれる安心感がありました。
救世主先生
「おっ、何年だ？
お菓子何好きなの？
何味がすきなんだ？
あれだろっ、あの三角の・・・」
治療と関係ない質問からスタート。
そして
「何か嫌な思いしたのか？
痛いのは誰だって嫌だよな。
じゃさ、歯を見せてほしいから
一回自分でこの道具を触ってみてよ。
平気でしょ？
じゃ、やってみるか！
大丈夫だよな」
娘はパカッと口をあけて
あれよあれよと治療が終わったのです。
娘の満足げな表情と
先生や衛生士さんの
華麗なやり取りの場で
心を開く方法を
目の当たりにしたんですね。
あれだけ苦労した歯医者通いが
たった1回の先生との関りで
こんなにも変化した事に感動してしまいました。
ですがこれは私も知っていた
テクニックだという事に気付いたんですね。
前の歯医者は業務的な流れや方法。
痛いかもしれない事。
虫歯になってしまったら良くない事。
ネガティブな情報を先に伝える。
一方通行の話。
ただでさえ嫌だと思っていたり
怖いと感じている時に
ネガティブな情報を与えてしまうと
恐怖心を与えて自己肯定感を下げてしまい
頑張る事が出来なくなってしまいます。
あの救世主先生は
虫歯や治療の事ではなく
娘に対して
興味を持って話かけてくれました。
大丈夫だよ
君ならできる！
言葉ではなくこのような思いをもって
関わっていてくれる
そのような場の空気を感じました。
この時点で娘は心を開き
その先生を信頼している状況になり
こうなったらもう先生の話なら
ちゃんと聞くようになっていったんですね。
安心しているんですよね。
本当に見ていて気持ちのいいやりとりで
静かに娘のやる気を引き出し
娘の自己肯定感を引き上げてくれました。
これは大人にもいえる事で
怖くて動けなくなっている時
最後の一歩を踏み出せない時
大丈夫だよ
君ならできる！
信じて声をかけ続ける事で
その人の眠っている力がグーっと
引き出されていくのが良くわかるんですね。
まずはお客様や子供、自分との
信頼関係を築く事が
とても大切なんだと感じております。
そこから興味をもって関わっていく。
この方法で関わっていけば
人はいくらでも変化し自由に
のびのび生きていけるように感じています。
この自分との信頼関係や
人との関りのなかで
信頼関係を築いていく。
相手が自分の関わり方で
どうにもならないと感じている時、
諦めてしまう前に
このような事を意識していくと
いいのかもしれませんね。
参考にしていただけたら嬉しいです。
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