こんにちは。長谷川貴子です。
私は現在、身体の不調や痛みに
お悩みのお客様に身体と心を整えて、
心身共に緩めるカウンセリングとボディケアの
お仕事させていただいています。
「○○さんの為になんとかしてあげられないかな・・・」
「もっとこうしたらよくなるんじゃないかな・・・」
自分の大好きな人や大切な人が
悩んでいたり、相談されたりする事があると
このように思ったりしませんか？
わたしのところに来る
お客さまは身体のメンテナンスに
いらっしゃっいますが
身体とは別に悩みを抱え
お話ししてくださる時があります。
私自身、前までは
何か相談されたり
悩んでいたりしている人に会うと
「○○したらいいじゃない？」
「私だったらこうするかも・・・」
といったようにアドバイスを
していたように思います。
でもそれは私が感じた事や思いが
相手に伝える事が出来て
スッキリしたかもしれませんが
相手とってはどうだったのでしょうか？
最初は相手の為に考えていたつもりが
自分の思いだけが先走ってしまって
いつのまにか自分の為にやっていた
というような事がありました。
相手の悩みを解決してあげられないか？
何かお役に立ちたいと思った時、
自分の気持ちを確認しておいた方がいい事とは？
このことについて
書いてみようと思います。
私は性格的なこともあると思いますが
悩んでいる
困っている
このような話を聞いてしまうと
「何とかしたい！」
「何か役に立ちたい！」
いてもたってもいられなくなってしまい
まるで自分が悩んでいるかのように
なってしまう事がありました。
そうして必死なあまり
自分だったら？
自分なら？
とすべて自分に置き換えて
相手にアドバイスを
していたように感じます。
そして私だけが
スッキリしただけなのでは
ないかという事に
気付いたんですね。
悩んでいる方から
「どうしたらいいと思う？」
「○○さんだったらどうする？」
このようにハッキリと聞かれていたら
いいのですが・・・
一方的に感情が乗り
アドバイスするなんて
今思えば
とても迷惑なやつだったと思います。
相手の気持ちを楽にしてあげたいのに
何の役にも立ててない。
自己満足でしかない。
このままでは誰かの
役に立つ事が出来ないのではないか。
そう感じていました。
そこで
自分が悩んでいる時に、
抜け出せた時の記憶を
思い出してみたのです。
私自身、悩みを抱えて戸惑っている時、
力を貸してもらいたいとお願いする相手は
前向きな方向に
導いてくれる人を選んでいます。
その方は
どうやって私をサポートしてくれたんだろう？
思い返してみると
アドバイスしてもらった事は
ほとんどなかったように思います。
とにかくずっと
話を聞いてくれました。
そうやって
話していくうちに
自分がどうしていきたいのか？
今どう感じているのか？
吐き出した事で自分の頭の中が
整理できたんですね。
整理できると
悩みで一杯の頭の中に
一筋に光が見えてきて
話していくうちに
だんだん道が開けてくるんですね。
そうやって自分の中に答えに
たどり着いている。
アドバイスされても
答えを導き出す事は
とても難しいんだなと感じています。
自分で気付いていく事で
悩みが消えていき、先に進んで行ける
という事に気付いたんですね。
ですので
悩んでいる人に何かしらの
サポートをしたいと感じた時は
自分の感じた思いからアドバイスを
するのではなくて、
落ちついて
相手の話を聞く
それだけで悩んでいる人は
答えを導き出すヒントが
得られるんだと感じています。
もしいつも誰かの役に立ちたい！
でもどうやって
やっていけばいいのかわからない。
空回りしてしまう。
優しさからそのような感情を強く
感じていらっしゃったら
このような事を意識されると
ちょっとした気付きになるかもしれません。
何かの参考にしていただけたら
嬉しいです。
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