こんにちは。長谷川貴子です。
私は現在、心と身体を整えるセラピストのお仕事を
させていただいているのですが、
たくさんのお客様の前で講座などでお話する時など、
やはり大勢の前でお話しする時はとても緊張するんですね。
ビジネス、子供の学校や幼稚園の役員、地域の活動など
様々な場面で多くの方が
人前に出てお話ししなくてならない経験を
された事があるのではないでしょうか？
前に出て話さなきゃいけないならこなければよかった・・・
私なんか前に出て話しても恥をかくだけだわ・・・
あの人みたいに上手に話せたらいいのに・・・
と感じている方が多くいらっしゃるのではないかなと思います。
そんなことを言っている私も人前に出て話すのは苦手で、
顔が真っ赤になってしまい、
頭が真っ白になってしまいます。
（あらっ、中と外で紅白だわ・・・（笑））
話し終わった後に毎回思う事
「私が伝えたかった事じゃない・・・」
「わけわからない事言って終わってしまった」
こんな感情で終わるので
やっぱり人前に出て話すのは苦手（怖い）だと考えていました。
そこからビジネスを始めて、
人前で話さなきゃいけない状況が何度も訪れるようになりました。
自分のビジネスですから
嫌だからやらないというわけにはいかず、
自分の思いをしっかり他者に伝えれるようになりたい
と思うようになり
なぜ人前に出て話すのが苦手（怖い）なのか？
自分なりにじっくり考えてみたのです。
私は人と話すのは大好きなのに、
大勢の人前で話すのが怖い。
なぜなんだろう・・・
『その一番の理由は、見た目に自信がなかったから』
ことだったんですね。
ちなみに、私は幼いころから周りに
「ポッチャリしていて可愛いね」
と言われて育ってきました。
10代になった頃、
自分の周りにはとても可愛くて
きれいな女の子がたくさんいる事がわかりました。
癒しキャラで通しきれていれば良かったんですが、
そうもいかず、
同級生や大勢の男女がいるような場面に行けば、
可愛い子に比べられたり
体型の事でいじられたりして
心無い言葉を浴びせられる事も出てくるようになります。
当時は傷ついても、
笑ってごまかしてやり過ごす事しかできませんでした。
それ以来、
私は自分の見た目がコンプレックスになってしまい、
どんなにたくさんの人に「かわいいね」と言われても
「私は可愛くない！！」と強く思い込んでいるので
誰が何と言おうと認めないのです。
ですが4１歳になった今は、
3人の子育てをしながら、
環境も変わり、
考え方にも変化があり気付きがあったんですね。
10代20代の頃の「可愛い、美しい」という概念が
40代に入り大きくかわりました。
笑顔で楽しそうに話している人
自分に自信がある人
好きな事を一生懸命やっている人
優しい人
ご縁すると胸がキュンキュンします。
このような人に会うと魂が揺さぶられて
憧れのまなざしで見てしまいます。
「私もこんな女性になりたい！！！」
素敵なお洋服を着て
流行りのメイクをするなど
外側の美しさは今すぐにでもできると思いますが、
内側からあふれ出す美しさは
生き方そのものの表れではないでしょうか？
それを手にしたい！！！
どうしたら手に入る？
そう考えるようになりました。
・自分をもっと大切に生きたい。
・自分らしい生き方をもっと追求して、
誰かのお役に立てるような人生を生きたい。
そんな思いが強くなっていきました。
じゃあまず今何が出来るのか？
ということですが、
私の場合、「見た目に自信がない」
という事で人前で話す事が怖かったわけですが
自分自身のやりたいことがあったとしても、
見た目で他人から評価される事が嫌で、
常に前に出ないように過ごして行く事を選択してきました。
ですので、無意識に、
本当はこうしたいのにということがあっても、
他人の目を気にして・・・
という思考が優先され
本当の思いが伝えられずやりたい事が出来ない。
知らず知らずのうちに、
「人前で話すのが苦手」
という事で片づけてしまい、
本当の自分らしい生き方を
閉じ込めてしまっているという状況でした。
私はつい最近まで
人前で話す事が苦手（怖い）の先に
こんな思いがあった事に気付けずにいましたが、
きっとどんな人にも苦手に感じている事は
誰しもあって、
人生の中で行き詰った時
「なぜだろう・・・？」と
フッと立ち止まって考える時間が
訪れるのではないかと思います。
きっとその時は本当の意味で
自分らしく自由にのびのびと生きていくために
先に進むために見つめ直し
一歩踏み出すタイミングなのしれません。
何かしらの参考にしてもらえたら嬉しいです。