先日、宝塚歌劇団花組の「鴛鴦歌合戦」を観劇しました。

江戸時代を舞台にしたオペレッタ映画のミュージカル化作品で、とても楽しかったです!!!

礼三郎はモテモテの理由がわかるイケメンっぷりラブラブ

お春は「ちぇ」がかわいすぎるラブ

お殿様も美形なのにあほかわいくて面白いキューン

観に行ってよかったです飛び出すハート

 

ということで、今回は「サクッと読めて、恋愛要素がある、江戸時代が舞台」の小説を3作品ご紹介したいと思います。

 

公家武者松平信平「狐のちょうちん」「姫のため息」

 

…佐々木裕一さんの「狐のちょうちん 公家武者松平信平一」「姫のため息 公家武者松平信平二」(二見時代小説文庫)

一部少女漫画化されたこともあるエンタメ時代小説シリーズ。

特に序盤の1・2巻はヒロインの姫と主人公の信平の一途な恋模様を楽しむことができ、非常におすすめです。

ただ、シリーズ全体の持ち味は少女向けではなく、黒い話も含まれているので注意が必要です(逆にそういう系が好きな人はどんどんハマります)

 

 

追記:現在購入できるのは講談社文庫から出ている加筆修正版「公家武者信平ことはじめ」シリーズの方のようです

 

花歌舞伎双紙「夏朝顔」「千本桜」

 

…入江棗さんの「花歌舞伎双紙 夏朝顔」「花歌舞伎双紙 千本桜」(富士見新時代小説文庫)

江戸時代と歌舞伎を題材にした可愛い恋物語。

・男装して人気女形の幼馴染の付き人を務めるヒロイン

・ヒロインに恋する気弱な人気女形の幼馴染

・ヒロインが恋に落ちるかっこいい御用聞き

この3人の恋模様が主に描かれています。

江戸を舞台にしたかわいい三角関係を楽しみたいなら、ぜひ読んでほしい一冊。

図書館や古本屋で見つけたらぜひ手に取ってみてください。

 

 

 

かおばな剣士妖夏伝「人の恋路を邪魔する怨霊」

 

…三國青葉さんの「かおばな剣士妖夏伝 人の恋路を邪魔する怨霊」(新潮文庫nex)

超展開が盛りだくさんのファンタジー系時代小説。

ちょっぴりヘタレで顔の良さを自覚しているスーパーイケメン剣士と田沼意次の姉の恋愛模様を楽しむことができます。

「鴛鴦歌合戦」で礼三郎の「イケメン×剣豪」要素が気に入った方はぜひ図書館や古本屋で探してみてください。