※今日の内容は、差別とか偏見とか、気にする人にはイヤなものだと思います。

いち個人のブログとして書かせて頂きますのでご了承ください。


昔、今のようにいろんな言葉が規制されていなかった頃

母から聞いた話です。


年末年始。あらゆる人々が休暇を取り、実家に帰省したり旅行に行ったり。

病院関係も「休日体制」になる。これは精神科病院も同じ。

少ない人数で仕事を回すため、なるべく退院させたり外泊に出したりする。

本来ならまだまだ出せないレベルでも、帰る所がある人は出しちゃう。

で、問題なのは服薬管理。病棟みたいにはなかなか出来ない。


飲まなくなる、忘れる。家族には飲んだとウソを付く。

ヘンな飲み方(OD)して足りなくなる→薬の効果が切れる。

今はパッチや持続型の注射もあるけど、多くの患者さんは内服と併用している。


病棟の規則正しい生活とは正反対の、浮かれてめでたい特別な日々。

親戚には「隠されている」患者さんもいるだろう。

具合が悪くなる条件は出揃った。


通院治療の場合は、かかりつけ医院は当然連休になる。

デイケアも休み。訪問看護も休み。相談電話もかけられない。

これまた具合が悪くなる事ばかり。




母の台詞

「だからヤバいのが出てきてるから普段より気を付けていないといけないんだよ」

「何かあっても病院休みだからアテにならねんだよ」

「皆が浮かれてるときはヤバいのはヤバくなるんだよ」




昨日か? 「ヤバいの」が電車内でなんかやったらしい。


あんまりね、オブラートで包みかくして

「この人たちは怖くないですよ!心のキレイな人ばかりですよ」

なんてやらない方がいいと思う。

「海外は〜」てのもやめた方がいいと思う。


密室でやられたら逃げようがないけどね。

日ごろからアタマのすみに置いとくといいよ。