家の前でふと思い出した自由律俳句。
蝉の羽に名前を書いて空に放した 又吉直樹
そんな自由律俳句を思い出したのは電柱の根元に蝉のなきがらを見たから。
本当に蝉の羽は透明で、適度な大きさもあって、名前を書いて空に放したくなるかも・・・と、
動かない蝉をじっくり見て、又吉直樹に同意だわと思ったのです。
さて・・・。
蝉の亡きがらをどうするか。
蝉に触れないわけじゃない。
全然平気。
昔、二十代のころ、職場の壁で鳴いていた蝉を捕まえて、戯れに同僚男子の腕に蝉をのせてみたことがあります。
同僚男子は、アメフト選手で身長は190センチ近くあって、横幅もあり、たぶん体重は90キロ越え。
身長が高い私よりさらに縦も横も二回りくらいでかい。
そんな男子が
「やめてくれ~!とってくれ~!」
と、言っても本気で嫌がっていると誰が思うでしょう。
てっきりふざけていると思ったら、本気で嫌だったらしく、涙目。
見た目だけなら彼がジャイアンで、私がのび太くらいの体格の差があっただろうに、まるで私がジャイアンで、彼がのび太のようなシチュエーション。
社会人になって小学生のいじめみたいなことをしてしまった夏・・・。
そんな思い出がよみがえる蝉。
その蝉の亡きがらが転がっているのは電柱の根元。
そこは近所の犬が毎日マーキングをしているずばりその場所。
いや~
なんとなく拒否感。
今頃涙目だったアメフト男子の気持が分かる気がしてきたりして・・・。
遠い目。
とりあえず今日は見なかったことにして家に入りました。
閑話休題
一力総本店の上生菓子です。
つくばい。
雪平で、中は白餡。
アイスコーヒーでいただきました。
一力総本店
住所
寝屋川市 早子町19-11
℡
072-821-0409
HP