昨日フォローしている獣医さんが運営する保護猫センターのブログを見てみると、生まれて間もない子猫が紹介されていた😁　名前がやすこだった😁

『里親募集中　やすこ』９／１　保護委託４、５日齢★やすこ（キジ白、メス）某ホームセンターに遺棄されていたのを従業員さんが発見、木箱におがくず入れた中に保護してあったのを見つけた…

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昨日と言えば24時間テレビでやすこさんがマラソンを完走していた。きっとそのやすこさんに因んで名前を付けたに違いない、と微笑ましかった。

ここではどの猫にも一応名前を付ける。もちろん新しい家族の元に行けば、そこで新しい名前をつけてもらったり、そのままセンターで付けられた名前を使うこともあるだろうけれど、それまではどの子にもちゃんとセンターで付けられた名前がある。（ちなみにうちの黒猫くぅもここからやって来た保護猫だったけれど、最初付けられた名前はハロウィンの時期に因んだトリートだった😁　それが我が家に来てくぅになっている😆）

以前記事の中で一番弱そうで心配な子には強そうな名前をつける、と書かれていた。確か岩窟だったり、エンマ、スサノオもいた😁

この子も生まれてまだ目も開いていない子で、ホームセンターの駐車場に箱に入れられ捨てられていたのを保護された子で、その時たまたま24時間テレビで走っているやすこさんから、彼女の様に強く優しい子になって幸せになって欲しいと　やすこ、と名付けたのだと思う。

私は今まで24時間テレビがなんとなく好きではなくてほぼ観たことはなかった。その日は最寄りのスーパーでも黄色い服を着た人達が一生懸命募金を呼びかけていて、一度募金をしても、あらゆる所でまた呼びかけられたりと、そのシチュエーションがどうも苦手で、24時間テレビの日には外にも出ないほどだった。

これは以前募金について記事を書いたことがあるけれど、決して募金がしたくないわけではなく、この一丸となった盛り上がりについて行けないのだった。

けれど今回は、同郷であるやすこさんがマラソンランナーと言うこともあって、もちろん24時間通して見続けはしないけれど、幾度となく24時間テレビを観てはやすこさんの走りに注目して応援していた。

そして今回も外には出かけなかったけれど、初めでテレビから募金に参加した。

とっても便利に募金ができた😆

今回は能登地震の復興やその他に使われる一般募金と、やすこさんの願いである養護施設への募金と二つの窓口で集められた。そして養護施設への募金は4億円を越す額となった。それは全国600カ所以上の養護施設へと寄付される。

マラソンを完走した直後の番組にやすこさんが出演しているのを観たけれど、その時やすこさんが、偽善だとか、いい人ぶりたいだけでしょ、と言われたりもしたけれど、それでもやって良かった、と言っていた。

確かにやすこさんはほんとに優しくていい人の印象で、少し前にはフワちゃんからの不適切発言の渦に巻き込まれて傷ついてもいたに違いない。生きているだけで偉いので、みんな優勝で～す、と書き込んだだけなのに、穿った見方をする人から見れば、何いい人ぶってんだよ、みたいなことからフワちゃん発言になったのだと感じる。

そんな騒ぎの直後に、またまた養護施設に寄付したい、将来子供食堂がやりたい、と願ってマラソンに取り組むと言うことで、やはり偽善だとか言う人はいたのだ。それは本人のやすこさんもわかっていたのだ。

けれど、穿った見方をする人がいる一方で、4億円以上の寄付が集まったと言うことは、心から応援する人の方がはるかに多かった、と言うことだ。それをやすこさんはやってのけた。偽善だとかいい人ぶっている、などと言っている人には決してできないことを。

いい人で優しいであろうやすこさんは今回さらに強くもなったと思う。

私も24時間テレビが46年前に始まってからどんどん演出が派手になってきた感じを受けて苦手だと思っていたのは穿った見方だったかもしれないと思う。だいたい46年間続いていることが凄いことだ。

以前第1回目から参加している（最初は一度きりの特番の予定だったらしい）萩本欽一さんが何年か前に、マラソンランナーになった時だったかに言っていた言葉をふと思い出した。

人はいつもいい人ではいられないこともあるし、悪いこともしたことがあったりするかもしれないけど、1年に一度だけでも募金して、良いことしたな、って思えて自分を好きになれたらそれでいいじゃない！みたいな感じのことを言ってたな、と。

確かにそうだなぁ、と思える。ただそれを聞いたのはずいぶん前だし、年々派手な演出になってきて若干嫌悪感もあったりしていたけれど、基本は欽ちゃんが言ってたことでいいんだな、と思う。結果それによって多額の募金が毎年集まり誰かの役に立っていることには違いない。結果よければそれが何より。

そういう意味ではフワちゃん騒動で注目が集まったことも一役買っていたのかもしれない。

今はこの番組がこれまで続いてきたこと、そしてこれからも続いていくことに意味があるんだな、と初めて好意的に観れるようになったのはやすこさんのお陰だと思う。恵まれない子供達の力になりたい、と願っていて、それが出来る大きなチャンスが目の前に現れそれをしっかり掴んでやりとげた。リスペクトしかない。

保護猫センターのやすこも、やすこさんの様な優しい家族が見つかって幸せになって欲しいと願っている。

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