来春の朝ドラ | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

今回の朝ドラらんまんは、来週あたりから神木隆之介さん演じる主人公万太郎と佐久間由衣さん演じる万太郎の姉、綾が登場する。



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佐久間由衣さんと言えば、かつての朝ドラひよっこに、有村架純さん演じる主人公みね子の幼馴染み時子として出演していた。その時によく記憶しているシーンがある。



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東京に一緒に集団就職した幼馴染みの三男をみね子と時子が訪ねた時のシーンで、三男は米屋に就職しており、以前より時子に好意を寄せている。米屋には三男に好意を寄せる米屋の娘さおりがいる。



その時の米屋の娘さおりが伊藤沙莉さんだった。当然さおりは時子の訪問に神経を尖らせライバル意識を抱いている。時子はと言うと全く三男は眼中になし。



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まだ見ぬ時子にメラメラと嫉妬するさおりは、田舎娘のくせに都会の女がどんなものか見せてやる、(こんなセリフだったような)と息巻くも、実際に登場した時子のスラリとしてモデルの様な長身で美人で洗練された姿にあたふたする。

なんであんたが田舎娘よ!むしろこっちでしょ!とみね子を指す始末。その後もしどろもどろで、都会の女の子だからってね、みんながみんな素敵とは限らないのよ!と訳の分からないことを叫び出す始末。

その間、身長170センチくらいの時子が150センチくらいのさおりをポカンと見下ろす、と言うシーンが忘れられない。

それまでこのお二人を私は全く知らなかった。このドラマで始めて認知し、その後お二人共にテレビでよく見かけるようになった。特に伊藤沙莉さんの活躍はめざましい。


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今回佐久間由衣さんは再びらんまんで主役ではないものの主人公の姉役という重要な役どころだし、なんと伊藤沙莉さんに至っては来春の朝ドラの主役の座を射とめた。ちなみに有村架純さんは今は大河ドラマで活躍中だ。

伊藤沙莉さんはひよっこに出演するまでは、何度も朝ドラのオーディションで落ち続けていたのだとか。それでもひよっこでの演技は印象的だった。実力はもとより彼女はそこから上昇していったのだった。

そんな伊藤沙莉さんは来春の朝ドラで演じるのは、虎に翼 (舞いあがれではなく、ここで翼が)と言うタイトルで、実在の日本で初の女性弁護士になった方がモデルで、主人公寅子(ともこ)役だそうだ。

弁護士役と言えばもう27年前になるけれど、最近再放送で見たばかりの、ひまわり、と言うタイトルの朝ドラがあった。まだ新人だった松嶋菜々子さんが主役を演じた。OLから奮起して弁護士を目指す、と言うドラマだった。再放送を少し観ただけで、当時は観ていなかったけれど、松嶋菜々子さんと言えば可憐、清純な雰囲気で熱演されていた。


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やはりそれまでは知らない女優さんだったけれど、その後の松嶋菜々子さんの活躍は御存知の通りだ。

伊藤沙莉さんと言えば、正直そこまで可愛くはないし、声もハスキー、身長も低めな女優さんだけれど、なんとなく人を惹きつける魅力に溢れた人だ。数知れぬ努力を重ねてこられたのだろう。ご本人も感無量な思いをされたことだろう。そしてさらに気を引き締められたに違いない。松嶋菜々子さんとはまるで違う力強い女性を演じるのではないかと期待は高まる。まだ1年先のことだけれど。

それでも、昨年あと1年先だ、と言って書いたらんまんの記事だけれど、もう1年が過ぎてらんまんを観ているのだから日々の過ぎるのが早いこと!来春の朝ドラもあっと言う間かもしれない。

その時の再放送朝ドラがひよっこだったら嬉しいなぁ😄