朝ドラ 貴司君の着地点 | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

朝ドラも残すところ最終回の一日となった。それに先だって貴司君の見失ってしまった短歌の着地点の道筋がようやく見つかり着地でき舞ちゃん達家族の元へ帰ってきた。

その後貴司君は言葉を見つけ紡いでは随筆を書き上げている。


トビウオの記 トビウオとは舞ちゃんであり、舞ちゃんの飛び立つまでの軌跡だと思われる。



もちろん短歌も記されている。
深海の星を知らない魚のためカササギがこぼした流れ星

あぁ読みたい!最初の歌集、デラシネの 日々、も第二歌集連星も!そう思っていたら、実際にこの歌集の中の短歌や、八木のおっちゃんの詩歌なども収録された、トビウオが飛ぶ時、と言う詩歌集が出版されることになった!!

昨日ネットの記事で知り飛び上がらんばかりに嬉しい!発売は株式会社KADOKAWAから5月29日だと言う。昨日から予約開始になった。私も早速予約をした。少し先なので待ち遠しいけれど願いが叶って嬉しい限り。私と同じように思う人が多かったのだろう。

一本のドラマで人生が変わることもあるのだ。短歌に全く関心がなかった頃の私と、短歌に魅せられた今後の私の人生は間違いなく変わると思う。もちろんこれから歌人を目指す、とか言うことではなく、物の見方、感じ方などあらゆる面で生き方がわずかながら変わると言うことだ。


この詩歌集の著者は舞いあがれの脚本家でもある桑原亮子さんで、舞いあがれに短歌が出てくるのは、短歌が弱い立場の人の小さな声まで拾い上げてくれるからです。そしてそのたった31音が時に他人の人生を変えるほどの力を持つからです。と語られている。

そして舞ちゃんにドラマで語らせた、短歌にしたら一瞬が永遠になるんやな、と言う言葉にやられてしまった。

私の下手くそ短歌も、誰のためでもなく自分の人生の中の心にとまった一瞬を永遠にするために、自分のために詠んでいきたいな、と、これは私の短歌への着地点だ。

そしていよいよ明日は最終回!舞ちゃんが飛び立つ。舞いあがれの着地点を見届けたい!