ラボ式ストレッチ 神経 筋肉 関節の再教育 | 石川貴之/ゼロ・グラヴィティ理論 --- 爆発的にパフォーマンスを発揮する"7つ"の新法則

石川貴之/ゼロ・グラヴィティ理論 --- 爆発的にパフォーマンスを発揮する"7つ"の新法則

▼待望の著書 #ゼロ・グラヴィティ理論 が4月刊行▼過度なウエイトトレ不要の世界を目指し"7つ"の新法則を提供中。ストレッチ,トレーニング,スポーツ動作の指導が得意▼2019年北海道〜沖縄の全国で受講者数229人/3月現在▼株式会社カラダラボ代表取締役

日々お客様とセッションをさせていただくなかで
「私の体は硬いですか?柔らかいですか?」
という質問をよく受けます。
日本人らしいなと思うのは
「他のお客様に比べて私のカラダは硬いですか?」というお客様も結構な割合でいらっしゃいます。
皆さんカラダが硬いことは気にされているのですね。

カラダは(筋肉、関節など)柔らかいほうがいいというのは皆さんなんとなくお分かりなはず。
生まれつきカラダが硬く柔らかくならないという方もいらっしゃいますが
本当に子どもの頃からカラダって硬かったですか?

人は12歳で本能がなくなると言われています。
(小学生のお子さんで肩こりや腰痛がいないのはこのためです)
本能で動けなくなったカラダ(脳)は悪い癖を覚え始めます。
悪い癖を覚えたカラダのまま日常生活やスポーツをすることにより
痛みや故障に繋がってしまうのです。

ストレッチの効果として一般的なのが
・柔軟性があがる
・血流がよくなる
・症状や怪我の改善、予防
・運動パフォーマンスの向上
などですね。


カラダラボでお伝えさせていただくラボ式ストレッチはカラダの悪い癖を改善させ、
神経と筋肉と関節に正しい動きを再教育させていきます。

ストレッチと聞くと、痛い!きつい!つまらない。。。
ネガティブワード連発の方もいらっしゃいますが、
カラダラボでストレッチを受けていただくと
「これならできそう!」
「ストレッチっぽくないね!(もはやトレーニングなのでは?!)」
という方が多く、ストレッチをポジティブ意識へ変換することができるのも
ラボ式ストレッチのいいところなのではないかなと私は思っています。


ラボ式ストレッチをしていただくことにより
・内臓機能の向上
・痩せやすくなる
・疲れにくくなる
・呼吸がしやすくなる
などの効果も期待できます。

ラボ式ストレッチはただ単に筋肉を伸ばすだけでなく
関節を曲げる正しい方向や筋の作用などを考慮し行っていきます。
人間のカラダに本来備わっている機能を呼び起こしていくのでどんなにカラダの硬い方でもできるのです。


◇脊柱の構造◇

・頸椎7個
・胸椎12個
・腰椎5個

これら24個の脊椎が積み木のように積み重なって形成させれている。
この積み木を捻じることで、運動は成り立つのである。

背骨を捻じるためには股関節が重要な役割をしている。
股関節は人間の身体で一番捻じれる関節である。
例えば、身体を右側に125度回転させるとしたら
・胸椎:30度
・腰椎:5度
・股関節:90度

多くの割合を股関節が占めている。
背骨を捻じるためには股関節が重要な役割をしている。
股関節は人間の身体で一番捻じれる関節である。

記事「フォアフット走法からみる身体の使い方」より


カラダの捻じれ=体幹の捻じれ=”腰を捻じる”
と思っていませんか?

腰椎は5度しか捻じれない、曲がらない。のです。
それ以外の使い方をするから痛めてしまうのです。

股関節でカラダを捻じる、なんて意識的に行っている方は少ないですが
普段からストレッチで股関節の柔らかさを確保しておくことにより、
咄嗟の時に股関節を使いカラダを捻じることが出来ます。

カラダが柔らかくても肩こりや腰痛の症状をお持ちのお客様もいらっしゃいます。
こういった方は筋肉がある、ないではなくご自身のカラダをうまく使いこなせていない場合がほとんどです。
ある程度の柔軟性がある方も
”神経と筋肉と関節の正しい使い方の癖付け”
という意味でストレッチはやり続けていただきたいのです。

先日、テレビインタビューで菊池雄星選手がチームメイトになったイチロー選手のことについて触れていました。
「イチローさんはずーっとストレッチをしている。」とコメントしていました。


イチロー選手のストレッチは筋肉を解すという単純な意味合いだけでなく、
神経と筋肉と関節の正しい使い方の癖付けという要素も含まれるのではないかと思います。
全てはイチロー選手の功績が物語っているのではないでしょうか。


そしてストレッチのお供にはよい塩とよい水を。
ここについてはまた後で触れていきたいと思います。