【ArkRoyal 】new mini album 『Vengeance』 本日発売!
本日発売のArkRoyal『Vengeance』
24日の安城夢那Birthdayでフラゲし、既に何度も聴いた
今回はそのレビューを書こうと思う
まずは、プチ自慢から
Live会場で購入するとサインを入れてもらえるので嬉しい
前回のアルバムからおよそ3年振りとなる待ちに待った新譜
4年のキャリアのバンドで音源が6曲入りのアルバム1枚(singleは2枚)
というのはいささか寂しかったので
やっと?遂に?という感じだ
しかも、これぞ正統派ヘビーメタル!というアルバム
重厚で激しく、疾走感あふれる楽曲ばかりで
筆者のようなメタル好きにはたまらない
収録曲は4曲で既にライブで演奏している曲なので今更感もない訳ではないが
音源化されることは嬉しい限りだ
(基本的に敬称略で記載していきます)
1.Vengeance
ベースがブンブンとうねり、ドラムがドコドコドコと始まる
この時点で、これを待っていたんだよなぁーと期待が膨らむ
ギューんとギターが絡み、
単語ひとつひとつを丁寧に綴っていくVo.Illuminaの歌が被さってくる
ギターをガチで弾きながらのヴォーカルって日本のガールズメタルバンドで殆ど知らない
しかも、どちらも上手い。
このバンドの最大の強みだろう。
B.MarsaとDr.めぐちゃんの安定したリズム隊が刻んでいくリズムの上に
ツインギターがソロで絡み合っていくところが好きだ。
Gt.いかのエッジの効いたリフがこれまた恰好イイ
タイトル曲だけにArkRoyalは
正統派ヘビーメタルバンドだ!
と示すような楽曲だなと感じた
2.Novice
この曲も1曲目の勢いをそのまま受け継いだような疾走感ある曲だ
また、サビの「叫ぶアナタの声が 遠ざかる夢に病む~」が
凄くキャッチ―で
ライブで声出し可能になったらみんなで大合唱したいなと思う
個人的にはこの後のギターソロの入り方が凄く好きだ
いかパートだと思うのだけど、
いかは本当に切れ味鋭く、かつ、叙情的なフレーズを奏でる
メタルギターのお手本みたいなギタリストだ
3.業-karuma-
重厚な始まり、インスト曲なのかと思わせる長いイントロの後
囁くような声で歌が始まる
歌詞の内容に呼応してなのかデスボが入ったり、曲が転換していき面白い
そしてサビは思いの外キャッチーだ。
この曲はベースラインがとにかく格好いい。
Marsaがちょっと腰を落として身体を揺らしながら弾く姿が浮かんでくる
歌詞の世界観が凄くイイ
「白夜は 虚を溶かした」なんてフレーズはどうやって浮かんできたんだろう
Illuminaの歌詞のセンスが凄く好き(後でも触れるが…)
4.Reincarnation
イントロから始まり全体的にドラムのリズムが凄く難しそう
他の曲にも言えることだけど、
めぐちゃん、早く難しいフレーズを
細い身体で表情変えることなく叩く
そしてイントロのギターのフレーズが物凄く恰好イイ曲だ
Illminaの「神の裁きは過ちを〜優しさが皮肉に染まる」ところの歌詞もイイね
他の曲でも思うのだけど、漢字が多く、
たまに耳慣れない単語があったりして面白い
例えば「現世(いま) この眼を塞ぎ 不羈を待ち焦がれてた」
ここの「不羈(ふき)」という熟語、初めて知った
思わず調べてしまったよ→どうやら、自由だとかそういう意味があるようだ
この単語、良く見つけたな
ツインのギターが右のスピーカー、左のスピーカーにはっきりと分かれて聴こえてくる
左からのギターソロが終わる頃に右からもう一本のギターの音が流れてくる
ドラム、ベースのリズム隊は真ん中で響いているようで
非常に立体的に音が聴こえ、ライブ会場にいるような臨場感が味わえる
曲の終わり、つまりはこのCDを締める最後のギターがよい
ヘビーメタルのCDを聴いたぜ!という爽快感と
もっと聴きたいなという余韻が残る
最後に…
4曲入りで1500円なので
聴いたことない方が試しに聴きやすいのでは
是非、メタル好きな方は聴いてみてください
きっと、ArkRoyalの魅力にハマるはず
そして、ライブに足を運んで生でこの曲達を楽しんでもらいたい