Little Lilith 1st EP 『Graffiti』 聴いてみた! | Live観戦歴40年 HATTUの推し事日記❗️

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Little Lilith 1st EP 『Graffiti』 聴いてみた!

7月13日発売のLittle Lilithの1st EP『Graffiti』が先行配信されたので早速聴いてみたウインク

2曲目の「LadyBug」は新体制になって最初にDigital Releaseしていますが、

残り4曲は音源化は初めて

また、新体制前(旧体制でいいのかな?)の曲をリアレンジしたDemoCDが会場限定で販売されていますが、全国流通で盤が発売されるのは新体制になってこのEPが初めて

ファンにとっては待望の1枚ですねグッド!

 

  リトルリリスからLittle Lilithへ

ご存じない方もいると思うので僕の視点で簡単にLittle Lilithの紹介をします。

ダウン

リトルリリスを初めてライブで観たのはちょうど2年前、2020年7月8日恵比寿clubAim

グラビアアイドルの子がドラム叩いているんだぁ

Vo.の子綺麗だな、ヴァイオリンも弾くんだ

サポートのGt.はあさぴーさんなんだ

と直ぐに激推しになった訳ではなかった

でも、凄く気になって翌月の1周年記念の主催ライブに参戦することに

ここでやや長尺のステージを観て、Vo.Lillyに魅力に沼ってしまったという訳だ。

それからはLilly命位の勢いで推していて

一昨年、昨年とライブ観戦数1,2位を争う推しバンドに

そんな中、昨年の12月に突如、メンバーチェンジがあり

これまでの「エモーショナルガールズロックバンド」から

「ガールズジェントバンド」に体制を刷新びっくりマーク

ビジュアルも大きく変わり全く違うバンドとして歩み出したのだ

この変化に従来からのファンの多くが戸惑い、離れていった人も少なからずいたんでしょう

自分はというと…ジャンル的には嫌いじゃない、むしろより好きな音になった

けど、今までのリトリリが好きでLillyの奏でるヴァイオリンの音色が好きで

綴る歌詞が好きで、目鼻立ちの整った清楚なお嬢様的なビジュアルが好きだったので

かなり複雑な感じでした…

ただ、本人達が色々悩んだ上でこの体制で行こう!と決断したのだから

見守っていこうという気持ちでした

ところが、応援している気持ちは変わらないのですが、新体制になってから

中々、日程が合わずライブにはほぼ行けず

新体制後初めての主催ライブも仕事で遅れて最後の曲の途中からとアンコールの曲だけ

最近になってやっと2回ほどフルで見ることが出来たという状態

今回のEPの収録曲は全てライブでは演奏してきた曲のようなので

常連さんにはもうお馴染みになっているのかな

 

  先行配信をダウンロード

MVも観たし、ライブでも聴いたので分かってはいたけど、一番最初に頭に浮かんだのは

Dr.のゆきちゃん、相当、頑張ったなということ

今までとは全く違うテンポ、リズム、それも速い

確か、新体制になる直前に足の小指骨折していたんじゃなかったっけ

そんな中で、この曲達を叩けるようにするのは至難の業だったんじゃないかと感心しています

推しはVo.のLillyなんだけど、

その推しと一緒にこんな努力をしてやってくれているゆきちが非常に愛おしいおねがい

 

  激しく、重い、でも、メロディアスで時にキャッチ―

1曲目は今回MVが作られたリード曲の「Graffiti」

出だしからドラム大変そう滝汗

そして、歪んだギター、重いベース

これが Djent(ジェント)っていうジャンルか…

そこに、Lillyの甘いボーカルがかぶさって来る

えっ、この声なの?

激しく重い曲調からは想像出来ない

更に、メロディーもキャッチ―だ

この違和感が心地よい

文章では中々うまく伝わらないので

まずはMVを観ていただきたいダウン

 

2曲目は新体制になって最初のMV

Digital singleにもなっている「LadyBug」

出だし数秒Digital系の曲?と思わせておいて

いきなりドコドコドコと激しくドラムが始まる

そこに歪んだヴォーカルが被さる

そして、スクリーム

過去のイメージを捨て去った

リトリリファンが衝撃を受けた一曲

ヴィジュアルも都会的な清楚さがウリだったのかなと思うのだが、

それが、ストリートのならず者のような風貌に

既存のファンが戸惑うのも仕方ないあせる

しかし、良く良く聴き込んでいくと

ベースドラムのリズムは速く重いくギターも激しいリズムを繰り返す一方

歌はメロディアスで聴きやすい

大きく変わったところもあるけれど、変わらずに守り続けているものもあるという感じだ

こちらもMVがあるので観たことない方は是非クリックをダウン

 

3曲目「fuse」

イントロがなく、ちょっと金属音っぽいギターをバックに歌から始まるので

激しい曲が2曲続いたから抑えた曲なのかなと一瞬思うのですが…

そんなこともなくドラムがドコドコ始まり

印象的なギターのフレーズが差し込まれてくる

Lillyのヴォーカル、これまで声に甘さがあったが

この曲は透き通った声で旧体制を少しだけ思い出させる

個人の感想になるがギターが凄くフューチャーされた曲という印象

 

4曲目「Gun Bullet」 弾丸だ銃

弾丸というと1stの1曲目、旧体制の時の代表曲「Glass Sniper」を思い出す

この曲、とにかくイントロが格好いい!

ドラムとベースのリズムも非常にテンポが良く

聴いている者を引き込んでいく

他の曲もそうだけど特にこの曲は楽器隊が忙しそうアセアセ

1番好きな曲はどれ?と聞かれたら

「Gun Ballet」

と答えるだろう

 

ラスト5曲目は「Thanatophobia」

日本語に訳すと「死恐怖症」だ

ところどころでLillyのため息やブレスの音が

これが切なさを引き出している

そして、少し艶っぽい

歌詞を聴かせるかのように静かに歌がすすむ

そして、間奏

いきなり世界がひっくりかえるのではと思うような激しいリズムとギターの音色

ここから激しい展開に…そして、また暫しの静寂

若干、先の4曲と異なる雰囲気があり、今後のバンドの向かう方向に期待が沸く

ラストにこの曲をもってきたのは

次のバンドの展開を暗示しているかのように感じる

 

  まとめ(^^♪

新体制になっての1EP『Graffiti』、

ガールズDjentバンドに産まれ変わりましたよ~という名刺代わりみたいなCDですね

Djentって音楽ジャンル

この単語を聴いてどんな曲調なのか直ぐに分かる人ってそうそういないと思いますが

まずはこれを聴いてみてという感じですかね

そう考えるとこの4曲になるのかなと思いますが

バンドが幅広く支持されていくようになるには

もっと曲の幅を増やしていく必要があるのかな

恐らく、本人達が一番分かっていることだと思うので

今後の展開を楽しみにしよう!

個人的な希望はヴァイオリンは是非復活させて欲しい

激しい曲でもアンキモやAmiliyahのようになれると思う

他のバンドとの差別化を図れる最大の武器であり、個性だと思うので

これを使わないのはもったいない←あくまでも個人の希望

違うと思う人もいるだろうけど、それは好みの違いだということで

 

  東名阪リリースツアー

『Graffiti』発売に会わせて、東名阪リリースツアーも予定しています。

しかも、対バンにBridearという海外でも人気の言ってみれば格上のバンド

それと、MAZEというアイドル系なのかな(こちらは観たことない)

思い切ったなぁ~と思います。

きっとBridearとツアー回って、沢山刺激を受けて、

さらにバンドが大きくなっていくだろうと期待する

まだまだ伸びしろ一杯のLittle Lilith

今後が楽しみだ