【はっとの勝手に名画鑑賞会】

487回「フェスティバル・エクスプレス」


2003年公開、ボブ・スミートン監督作品、

「フェスティバル・エクスプレス」を観ました。



1970年にジャニス・ジョップリン、ザ・バンド、グレイトフル・デッドなど当時のコアな人気アーティストを乗せ、カナダを5日間掛けて横断した伝説の列車、フェスティバル・エクスプレスのドキュメンタリー。


途中、途中の立ち寄った駅でライブをしながら、列車の中ではミュージシャンやスタッフ等が酒とドラッグの乱痴気騒ぎ。

まさに夢のような企画でした。


参加したミュージシャンは大喜びするも、興行的には失敗。さらに映画用に撮影していたフィルムも紛失、長らく幻となっていたイベントでした。


その75時間にも及ぶ、未編集のフィルムが30年の時を経て、奇跡的に発見され、それをボブ・スミートンが編集、90分にまとめ、公開されました。


それまでほとんど演奏シーンの記録がなかったグレイトフル・デッドのライブシーンや、ジャニス、ジェリー・ガルシア、リック・ダンコの

列車内での泥酔セッションシーンなど、信じられないくらい貴重な映像が満載です。

個人的にはこのイベントの3ヶ月後に死んでしまうジャニスの壮絶なライブやグラム・パーソンズがいないフライング・ブリトー・ブラザーズのレアなライブ映像に感激しました。若い頃のバディ・ガイも貴重ですよね。


ある意味、ウッドストックの映画以上のパンチの効いた内容にすっかり魅了されてしまいましたよ(>_<)


とにかく、この時代はロックのピークであり、

信じられないような出来事がたくさん起きていたんですよね。羨ましいし、憧れますね(^^)


ミュージシャンや

ロック好きはマストな映画なんで、

必ず観てね♪


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆