今朝の寝起きは、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の「Don't Drive Drunk」だった。


目覚めと同時に頭の中に沸き起こった。


この曲は84年のアルバム『The Woman In Red(Original Soundtrack)』に収録されている。


同名映画のサウンドトラック盤としてリリースされた大ヒット・アルバムだ。


このアルバムから「I Just Called to Say I Love You(邦題:心の愛)」

が大ヒットした。が、この曲は個人的にはそんなに好きじゃない。


今朝の寝起きの「Don't Drive Drunk」の方が好き。

まさに曲名にピッタリな曲。


“飲んだら乗るな!”だ。ベースラインが特徴的でいつまでも耳に残る。酔っ払い運転の感じがよくイメージされている。


この忘年会の時期、ほんと酔っ払って運転しちゃダメよ。

Don't Drive Drunkだ。


今朝の寝起きの音楽はここまで。



昨晩、訃報が届いた。

このブログの4月27日に登場したアーティスト、ラルフ・マクドナルドが

逝去した。享年67歳。早すぎる。


非常に悲しい。そして寂しい...。


ラルフ・マクドナルドはパーカッショニストとして60年代からハリー・ベラフォンテのバンドで活動。

その後パーカッショニスト、そしてコンポーザーとしてジャンルを超えて活躍する。

ロバータ・フラック&ダニー・ハザウェイが歌ってヒットした『Where is The Love』、グローヴァー・ワシントンJr.のヒット曲「Mr. Magic」、そしてグローヴァー・ワシントンJr.のアルバム『Winelight』に収録されてビル・ウィザースが歌ってヒットした『Just The Two Of Us』などはラルフ・マクドナルドの作曲によるもの。


ごく簡単なプロフィールを書いたが、ちゃんと書けばこんなもんじゃない。


昨年10年ぶりにブルーノート東京に来日していた時のホテルで会ったのが最後だった。


ラルフとは93年~00年くらいまで仕事をした。

その間に『Reunion』、『Just The Two Of Us』、『Port Pleasure』、『Trippin'』、『Home Grown』の5枚のオリジナル・アルバムをリリースした。


そしてその間に昔のアルバム(旧譜)『Sound Of A Drum』、『The Path』、『Counterpoint』の3枚もリイシューした。


94年頃だったか、コネチカットにあるラルフの家に呼ばれてカリビアン・カリーをご馳走になった。部屋で生演奏も披露してくれた。ラルフの家の全部の部屋を見せてくれた。広い庭で寛いだ。奥さんのグレースにも息子のアティバにも会った。


なんかまだ信じられない...。


明るくて、温かくて、愉しくて、頼もしくて、素晴らしかった。


本当に心よりご冥福をお祈り申し上げます。