大学受験真っただ中の親族の子達がいるので、送り迎えや、ご両親が受験生のフォローで手一杯なので下の子につきあったりと、やや忙しくしている今日この頃です。

 

まとまった記事がなかなか書けないのですが、2019年に小学生から中学生へと進学した子達が、「中学校というところは、本当に大変。友達関係も、全く、小学校の時と違う。何もかもがすごく難しい。」とぼやいていたので、少しそのことについて書こうと思いました。

 

子供達が「中学校というところは、何もかもが難しい」と感じるその理由としては、

 

・小学校の勉強と宿題は大変だと思っていたけど、「中学の勉強量はすごく多いし、レベルも全然違う、ハイレベルと感じる」

 

・小学校の時のそこそこ仲の良かった友達が、中学で色んな友達とつながって広い付き合いをするようになり、自分が孤立しはじめた

 

・色んな先生が色んなやり方で指導するから、担任が一人だった小学校の時と違って混乱する

 

・テストも宿題も、科目数が多すぎて、把握しきれない。数学や英語で手がいっぱいで、副教科なんてカバーできない時もある

 

・中学になると、みんな賢くなったり、大人っぽくなって、会話も入れないくらい世界が違ってきてる

 

・体育系の部活とか、吹奏楽とかみんな厳しくても頑張ってる子達がいっぱいいる。息切れして1日を過ごすのも大変な自分とは違う

 

・今になって、小学校が「いかに楽で優しい世界だったか」をひしひしと感じる

 

 

など、色んな愚痴やぼやきが出ていました。

 

それで、彼らが今年はどうするのかというと、

 

「それでも中学は3年間しかないから、なんとか、あと2年、あと1年、と思って過ごす」と割り切るタイプもいたり、

 

「義務教育だから、退学にはならないから、親と相談して発達相談センターに行く日とかカウンセリング、診療に行く日とかを作って、お休みできる日を確保して、休み休み、休憩をとりながら、なんとか卒業までこぎつけたらと思う」という子と、

 

「もう自分は、同級生みたいに勉強に部活に、友達とのつきあいにと頑張れるエネルギーがないから、とりあえず勉強だけは続けられるようにフリースクールで自分のペースで、できることを学習ひとつだけに絞って、高校に行く可能性を広げるわ」

 

とか、投げやりにはなってなさそうでほっとしました。まあ、親族の子達の先輩親族が不登校していても特性の困難を抱えていても、それなりに自分の道をマイペースで歩んでいるので、自分もそういう感じでいけそうかな、と思えるからかなと思います。実際に中学を不登校していた子が、高校へ進み今現在、大学進学を早くも決めた子がいるので、こうした将来像を思い描けるだけのモデルケースが多いのが親族達の強みで、この成長期の子達への唯一のメリットでもあるかなと感じます。

 

この大学が決まった子は、時には転げまわって泣いて、混乱して惑う子でしたが、それでも年齢とともに少しずつ、この子なりに成長し、自分の道をそれなりに歩んでいますので、それも「子供としての不完全だった時代のこと」として、思い出にしていけばいいので、これからの進路を選択して歩んでいく子達も、焦らず、自分なりの自分オリジナルの道を見つけていってほしいと思います。

 

今年もぼちぼち、マイペースでいきましょう。

 

 

<昔の振り返り:アメブロのお知らせによると、こちら、3年前の1月に書いた記事、とのことです。成人のアスペルガーで悩むパートナーさんの、生きなおし。

 


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