私には兄弟姉妹がたくさんいるし


従兄弟も従妹もたくさんいる。


その全員が、自分たちの親に対して感謝していることがある。



「環境は選べる。自分がここなら頑張れるという所で、精一杯やりなさい」


と言われてたこと。



なので、親族の進路はみなまちまち。


多くの人間が、不登校、ひきこもりを小学校から経験しつつも


一族の徹底した「勉強はしろ。しないなら農作業やれ」ポリシーで


どんなに勉強が苦手な人間も、ひたすら何もない部屋で勉強していた。



そして、先輩にあたる親族や、一族が仕入れてきた情報をもとに


進路を自分なりに考え抜いて


年上の親族にならって飛び出していく。



出世頭の、留学した親族しかり。


高校は卒業資格試験で大学入学資格を得て、高校は行かず


または通信であっさりとした高校生活にして


さっさと、目的の国立大学へ進学した人間たち。



途中の過程を全く気にせず、


気に入った分野の勉強を見つけて没頭できることで


生き抜いてきた一族。



社会でも、自分の「分野」を追求して


転職しても、必ず「落としどころ」を見つけて、従事している。



環境を自分で探してぴったりのところを選ぶ、


それは「お前にしかできない仕事だ」と、


小さい頃から仕込まれていたからこそ


何の疑いもなく、つきすすんでこれたんだろうなと思う。



親の「学校も、仕事も、環境は自分で選べ」と言われ続けたことが


一番、サバイバルのための武器になったんだろうな。



今日も、仕事は楽しかった。


我が子たちも、自分だけの場所を見つけるといい。








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