こんにちは!はったつソングではったつ〜やく♪のyu-kaです(^○^)

 

はじめましての方は、こちらをご覧ください^^
 

■自己紹介
応援ソングライターyu-ka(ゆうか)。神戸市在住シンガーソングライター。大学生のころ飲食店のアルバイトで躓きを繰り返し、20歳でADHD(注意欠如多動症)と診断を受けた、発達凸凹(でこぼこ)当事者。2017年末にシンガーソングライターとして活動を始め、2018年秋に、発達凸凹の方や、親御さん・周りの方を応援する「はったつソング」6曲CD『でこぼこ道』、2nd album 『大丈夫。』をリリース。
はったつソングを用いた、講演やライブ60回以上。現在は、個人や企業様にヒアリングして、想いを応援するオーダーメイド『応援ソング』を40人以上に提供中!

 

前回記事では、ASDを持つ方の報連相が苦手になる理由は、

「他者視点を自然と持つことが難しいから」という話をしました。

 

 

 

周りの方の心を類推して理解する、他者と自分は異なる意識を持つことを理解できる能力

=「心の理論」

 

が形成されているかをはかり、児童のASD有無を判断するときにも使われる(※あくまでも傾向を知るツールのひとつ)

 

代表的な課題『サリーとアン課題』をやってみましょう!

 

下記の絵を読み進めて、解いてみてください!(シンキングタイム、スタート⏰)

 


答えは、カゴですね!

 

3、4歳で解けることが多い問題なのですが、ASDの児童は「心の理論」に障壁があるため

かなり年齢を重ねてからクリアできる場合が多いそうです。

 

ASD傾向の児童は
(漫画で)一連の流れを知ることができた自分
視点

でのみ考えるため、

事実として知っている、ビー玉の場所、「箱」📦と答えてしまうのです。


サリーは、アンによってビー玉が箱に移されたことを知らない!

という感覚が抜け落ちるということですね。

 

覚えておいていただきたいのは、ASD傾向の方は

!!大人になっても、意識しないと他者視点を忘れてしまう、

他者視点に切り替えて考えるために

ものすごくエネルギーを使っているひらめき電球

 

ということなのです。

感覚でいうと、オートマorマニュアル車を運転するような違いでしょうか。

(私はADHDの不注意が優勢で、医者に車の運転は止められていて出来ませんが……えーん

 

ですので、ASDの方(発達凸凹さん)の報告や連絡が抜け落ちたとしたら、

悪気があるわけではなく、伝えないことで周りの方が困る!ということが

腑に落ちていない、ということが多いのです。

 

💡発達凸凹さんからの報連相が少なくて困った時に、出来ることは、
 

*「〇○の情報、報告、まだだけど……どうなっている?」とストレートに聴く

*「〇〇の情報を渡してあげると、Aさんはスムーズに仕事を進められるよ」と、

あなたが見えている👀&予想できることを伝えて他者視点を補ってあげる

 

ですね!

ASD(自閉スペクトラム)の方の見え方、少し体感いただけましたか?何かしらヒントになれば幸いです🎶

 

おまけ:「サリーとアン課題」の応用(大人)ver. 

※臨床で一般的に使われるものではなく、インターネットで流行したものだそうです。ご了承ください、


チーズケーキ課題チーズ」(通称)も載せておきます。

Q. 恵さんの家におじさんが遊びに来ました。
恵さんはお母さんに手伝ってもらって、チーズケーキを作りました。
恵さんは食卓で待つおじさんに言いました。「おじさんのためにケーキを作っているの」。
おじさんは「ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね」と言いました。
 

ここで質問です。気まずいことを言ったのは誰ですか?
また、なぜ気まずいのでしょうか? 

 

⇒読んでいて、ヒヤッとしますか?気まずいことを言ったのは「おじさん」。「恵さんやお母さんに悲しい思いをさせるから」

ASD傾向の方は、「恵さんが悲しい思いをするだろう」とはあまり感じず、

誰も気まずいことを言っていない。と回答される傾向があります。※あくまでも、傾向ですニコ

 

 

 

はったつソングを用いたライブです♪

 

発達凸凹当事者の、つかささんの応援ソングです!