こんにちは!はったつソングではったつ〜やく♪のyu-kaです(^○^)
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前回記事では、ASDを持つ方の報連相が苦手になる理由は、
「他者視点を自然と持つことが難しいから」という話をしました。
周りの方の心を類推して理解する、他者と自分は異なる意識を持つことを理解できる能力
=「心の理論」
が形成されているかをはかり、児童のASD有無を判断するときにも使われる(※あくまでも傾向を知るツールのひとつ)
代表的な課題『サリーとアン課題』をやってみましょう!
下記の絵を読み進めて、解いてみてください!(シンキングタイム、スタート⏰)
3、4歳で解けることが多い問題なのですが、ASDの児童は「心の理論」に障壁があるため、
かなり年齢を重ねてからクリアできる場合が多いそうです。
ASD傾向の児童は
(漫画で)一連の流れを知ることができた自分視点
でのみ考えるため、
事実として知っている、ビー玉の場所、「箱」📦と答えてしまうのです。
サリーは、アンによってビー玉が箱に移されたことを知らない!
という感覚が抜け落ちるということですね。
覚えておいていただきたいのは、ASD傾向の方は
大人になっても、意識しないと他者視点を忘れてしまう、
他者視点に切り替えて考えるために
ものすごくエネルギーを使っている
ということなのです。
感覚でいうと、オートマorマニュアル車を運転するような違いでしょうか。
(私はADHDの不注意が優勢で、医者に車の運転は止められていて出来ませんが……)
ですので、ASDの方(発達凸凹さん)の報告や連絡が抜け落ちたとしたら、
悪気があるわけではなく、伝えないことで周りの方が困る!ということが
腑に落ちていない、ということが多いのです。
💡発達凸凹さんからの報連相が少なくて困った時に、出来ることは、
*「〇○の情報、報告、まだだけど……どうなっている?」とストレートに聴く
*「〇〇の情報を渡してあげると、Aさんはスムーズに仕事を進められるよ」と、
あなたが見えている👀&予想できることを伝えて、他者視点を補ってあげる
ですね!
ASD(自閉スペクトラム)の方の見え方、少し体感いただけましたか?何かしらヒントになれば幸いです🎶
おまけ:「サリーとアン課題」の応用(大人)ver.
※臨床で一般的に使われるものではなく、インターネットで流行したものだそうです。ご了承ください、
「チーズケーキ課題」(通称)も載せておきます。
Q. 恵さんの家におじさんが遊びに来ました。
恵さんはお母さんに手伝ってもらって、チーズケーキを作りました。
恵さんは食卓で待つおじさんに言いました。「おじさんのためにケーキを作っているの」。
おじさんは「ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね」と言いました。
ここで質問です。気まずいことを言ったのは誰ですか?
また、なぜ気まずいのでしょうか?
⇒読んでいて、ヒヤッとしますか?気まずいことを言ったのは「おじさん」。「恵さんやお母さんに悲しい思いをさせるから」
ASD傾向の方は、「恵さんが悲しい思いをするだろう」とはあまり感じず、
誰も気まずいことを言っていない。と回答される傾向があります。※あくまでも、傾向です
はったつソングを用いたライブです♪
発達凸凹当事者の、つかささんの応援ソングです!