3年ぶりに「大腸憩室炎」が再発してしまいました。

 

 最初に発症したのは、もう20年近く前のこと。

 その時は、「急性虫垂炎」(所謂「盲腸」・「アッペ」)を疑い、近所の病院の救急外来に行ったものの、検査もされずに帰らされ、翌朝どうしても痛みが引かないので再受診すると、即・入院になってしまった、というほど重症化していました。腹膜炎を起こす寸前だったらしい。

 結果として、2週間の入院生活になってしまいました。

 その際、炎症が引いてから、内視鏡検査して「憩室」の存在は確認できていたので、Dr.からは「『盲腸』と違って切ってしまう訳にもいかないので、再発の可能性は頭に入れて置いてください」と言われていました。

 

 その後、特に何も起こらないまま十数年が経過しましたが、3年前に「再発」。

 今度は「再発の可能性」を頭に入れていたため、早期受診で大したことなく終わりました。

 ただし、一週間ほどは食事に大きな制限が加わり、その他諸々のこともあって、3か月ほどで体重が8kgほど落ちました(その後すぐにリバウンドしましたが)。

 

 今回は、これまでとは若干異なり、腹部の膨満感はほとんど感じることはなく、右の脇腹に「筋肉痛」のような痛みがあった程度でした。

 ところが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、こまめな検温をしていたことで、37.1℃という「微熱」に気付きます。

 自分は平熱が低く、起床時などに検温すると、34℃台しか出ないことも珍しくありません。なので、37℃台というのは、明らかな「異常値」。

 しかし、風邪様の症状などは全くなく、ここで「この『筋肉痛』って、もしかして……」と気付きます。

 病院でCTと血液検査を受け、「大腸憩室炎」で間違いないでしょう、という診断を受けました。

 

 入院こそ免れましたが、炎症が治まったら「内視鏡検査」もしましょうか、ということになりました。

 まあ、この際なので、「大腸癌検診」的な意味でも受けておこうかと。

 ただし、切除したほうがいい「ポリープ」などがあった場合、そのまま切除することもあり、となると、状況によっては1日から1週間程度の入院になる、と言われています。

 

 しかし、大腸内視鏡検査となると、3日前から食事に制限が掛かり、前日はもう「指定のものしか食べられない」ことになります。その前日用の「検査食」があるのですが、これが1食で千数百円と、結構します。別にこれでなくても、おかゆとかなら大丈夫ですが、と言われたので、そうすることに。

 一度、元の食生活に戻してから、再度「おかゆ生活」にするのは厳しいので、ほぼ1か月の「おかゆ生活」を続けることにしました。

 

 空腹を紛らわせるために、唯一の「運動習慣」である「ボウリング」を週2~3回していたら、半月少々で6kg近く体重が減少。

 「おかゆ生活」や「ボウリング」よりも、「断酒」のほうが効いているのだろうとは思いますが。

 

 月末には、勤務先の定期健康診断もあるので、そこまでこれを続けてみたらどうなるだろう……と、目論んでいます。