LOF京都校藤山です。
BOSS率いる恒例の沖縄合宿がちょうど終了した今に
BOSSの文章をこちらからも掲載させておきたいと思いました。

合宿の内容やプログラムつくりは考え抜かれたもので
何をするかも大切な事とは考えていますが
誰から学べるのか?誰と共に過ごすのか?が非常に大きなカギとなると
考えています。
子ども達と過ごす時間に何かを感じ感動したり考えたり
自分はどうあるべきかを自問自答出来る支援者に囲まれれば
子どもも、支援者も、家族も社会も幸せだと感じます。

何の為のプログラムであるかが明確である事。
それはいつどこで発揮し自分の生きてゆく助けになる能力になるのかという事。
ずばり、明確に活字にされている文章を何度も何度も読み返し
私もそのような支援者に・・・というか
そのような人でありたいと強く決めています。

以下はBOSSからのブログ抜粋です。

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「今回のLOF24時間アセスメント沖縄療育合宿の概要と成果」

 

「今回のLOF24時間アセスメント沖縄療育合宿の概要と成果」

合宿は基本子どもたちだけ参加し、食事は到着日、出発日以外は全てみんなで作り、片づけもみんなで行う。
洗濯も自分で行う。
荷物の整理整頓、毎夜宿題やワークプログラムを行い就寝
スタッフも子どもたちと同室でまさに寝食ともにする。

行程の概要(ざっとこんな感じ。省いてあることも多々あり。)
到着日:那覇空港にて東京組、大阪組合流→ゆいレールでおもろまち駅→レンタカーにて今帰仁へ→到着後オリエンテーション(注意事項、合宿での目標)
翌日:療育プログラム、ワークプログラム、羊毛フェルト→夜は星座観察
3日目:今帰仁グスク(世界遺産)→食材の買い出し→洗濯→かき氷→おもちゃ制作→絵葉書
4日目:療育プログラム→羊毛フェルト小物づくり(この間に個別面談)→BBQ
5日目:シーカヤック、マングローブツアー→すいか割り→洗濯→おもちゃプログラム
6日目:沖縄料理作り(沖縄そば、サーターアンダギー)→三線体験→療育プログラム→荷造り、片づけ
7日目:宿泊施設からおもろまち駅→ゆいレールにて那覇空港、お土産購入→帰路につく。

毎回いろんな学びが子どもたちだけでなく私たちスタッフにもある。
今回は、内容盛りだくさんでした。そして、この1週間で
子どもたちはお互いの関係性を築く練習ができたように思います。
学校で本当の友達がなかなか作ることができない子どもたち。
喧嘩したり、トラブルが起きると
それ以上踏み込んで向き合おうとしない。
けれど、友だちと言うのは喧嘩もするけれど、また仲直りして、また喧嘩して、仲直りして・・。
の繰り返しだと思う。その内、お互いを信頼し、相談し合い、難しい思春期を乗り越えていくのだと思う。その思春期に悩みを共有できる、相談できる信頼した友人がいるかどうか?がとても大切。本当の友人を作ることができたら、何とか社会で頑張れる力の土台が作られつつあると考えられる。
今回は最終日、そういう関係性が見えた。一体感というかなんというか。
いつもとは違って早朝出発だったので、バタバタしていて宿泊施設での集合写真が取れなかった。
そうすると一人の子が言ったんです。「みんなで写真撮ってないやん。」って。
しかもそれが意外な子が言ったんですよ。
「あ、彼の中で何かが変わったのかな?」と感じた。それがうれしかった。
同時にこういう経験が今の子たちに必要なのだと思った。
信頼できる人間関係を築くのは時間もかかるし、本音でのぶつかり合いが必要なんだってこと。
だから、練習(経験)を積まなければできないってこと。

私たちの目も届くので、必要に応じて介入したり、手助けしたりもできる。
学校以外、地域以外の繋がりって一生の繋がりにもなり得るんじゃないかと思う。
そんな時に一緒に居られる私たちはなんて幸せなんだと思う。
アッと言う間に子どもたちは大きくなって巣立っていくんだろうな~って思いながら。

あと、もう一つうれしかったこと。いや、感激したこと。
一人の子が地域の方々との交流の時の自己紹介で「特別支援学校」に行っていると告げた。
そしたら、ある子が「え、なんか障害あるん?」って言った。
もう5日も一緒に過ごしている。大人は支援学校に通っている子の困り感は感じる。けれど、子どもたちは案外そんな風に感じていないんだと知った。周りの大人たちがそんな風に吹き込むのだ。彼らが感じる前に「障害」があるということを。先入観を持って。
本当は子どもたちの中に垣根はないし、線引きもできない。大人が勝手に垣根を作り、区別するのだ。彼の一言はそんなことを気づかせてくれた。

冬合宿もすでに決定。また次回も楽しみだな~( *´艸`)

 

 

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