息子から言われたセリフ
「お母さん、主語がないからわからん。抽象的やねん!」
発達凸凹があり、聴覚優位の息子は視覚で周りの状況を判断するよりも、聴覚で得た言葉の内容で判断しやすい傾向があります。
なので、日本語が論理的でないと嫌なんです。
ところが私はそれが得意ではありません。
感覚で話してしまうことが多く、日本人特有の主語なし、空気読んで理解して!では息子と会話が噛み合わないんです。
「このままやとまずいわー」「もっとしっかりして!」
なんて言ったら、誰がどうまずいのかをしっかり説明してほしいと言います。
どう考えても、目の前であなたに向かって言っているのだから、あなたでしょ!と言いたいのですが、そこが息子のイライラするポイント。
私は話し方そのものを気をつけなければならないとプレッシャーになりました。
それでも主語をつけるようになると、理解しやすいのか会話の流れがスムーズになりました。
日本は空気を読む文化があるので、言葉も端折りがちです。
私たちが当たり前と思っていることをちょっと気をつけるだけでうまくいけるのなら、親が工夫するしかないですよね。
英語は常に主語があります。それを日本語版にすると思って、主語を忘れないようにつけると、聞く耳を持ってくれますよ。