思春期発達凸男子がテストの内容が覚えられないといったら、”記憶する能力はあるよ”と伝えてあげよう | 発達凸凹息子の子育てから気づいたいろんなこと

発達凸凹息子の子育てから気づいたいろんなこと

発達障害グレーゾーンの子育てから気づいたことを我が家の出来事を通してお伝えしています。

我が家には発達凸凹の中3の思春期男子がいます。

好きなことなら抜群の記憶力を発揮しますが、勉強のことになるとさっぱりダメ。

 

先日、受験生なのに、ドラゴンクエストのゲームを再度やり始めてしまいました。

何度も繰り返し冒険しているドラクエ8

 

基本的にドラクエは大画面でしたいというので、リビングでさせています。

私もドラクエファンなので、ゲームの様子を見ていると、息子が言うんです。

 

「お母さん、錬金術の組み合わせとかは覚えられるのに、なんで勉強は覚えられないんだろう」うーん

 

そんな時、どんな返事をしたらいいと思いますか?

 

「やる気がないからでしょ!覚える気があれば覚えられる!!」

 

なんてお子さんに伝えていませんか?

 

発達凸凹のある子はネガティブな感情を受け取りやすく、また、そこから立ち直る力もあまり強くありません。

 

”中3だからしっかりしなさい”というのは、発達凸凹のために日々困りごとで辛い思いをしているのを考えると「この歳だったらできて当たり前でしょ」というのは酷です。ゲッソリ

 

今回の場合だと

「それだけ、錬金術のレシピを覚えれるということは記憶する能力はちゃんとあるよ」

と伝えました。

 

息子はニヤッっとしていましたよ。にやり

 

もっとこうしたらいいのよとアドバイスをしたくなりますが、思春期男子はアドバイスなど求めていません。

 

”大丈夫だよとあなたには能力があるんだよ”とただそれだけを伝えることで、親子の信頼関係が強くなっていくのです。照れ