
都知事選候補者のポスター比較
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http://ameblo.jp/hattashingo/entry-12182066119.html
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選挙コンサルタントの八田晋呉です。
昨日7月24日付け発行のサンケイスポーツに、
同紙から取材を受けまして、現在行われている
東京都知事選の候補者の選挙ポスターを比較分析
した記事が掲載されました。
これが↓その記事です。

選挙ツール
(ポスター、チラシ、選挙公報、公選はがき等)
の企画制作のプロとして、都知事選に立候補している
中から6候補者のポスターを選び比較して点数を
付けさせて頂きました。
フラットな視点と立場で考察した結果、
私が最も良いと感じたポスターは
マック赤坂氏のものでした。
(ご本人との面識はありません)
なぜマックさんのポスターが
良いと思ったのか述べる前に、
選挙ポスターとはどういうものなのか
について簡単にご説明します。
選挙ポスターとは:
候補者の非言語情報(顔、表情、雰囲気から醸し
出されるイメージ)及び言語情報(スローガン、
マニフェスト、政策、肩書、プロフィール等)が、
同一平面上で、他候補と比較されうる
唯一の選挙ツール。
そのために、選挙期間中に発信される情報ソース
として、最も重要な選挙ツールと言える。
選挙ポスターの基本構成要素:
本人写真、名前、公職選挙法上定められた
記載必須事項(掲示責任者、印刷者)が
必要最低限の基本構成要素。
それに加えて、年齢、スローガン、政策、公約、
肩書、プロフィール、ネットへの誘導表記などの
要素から、各々候補者の考えにより適宜取捨選択
され、構成される。
各候補者の違いは主に何で表現されるのか:
※スローガン、政策、公約等言語情報以外
例)顔写真の表情(真面目な顔、笑顔の度合い)、
顔写真の占める全体面積の比率(首から上の顔部分
をどの位の大きさで表現するか)、
名前の占める全体の面積比率、
名前やスローガン等それぞれの文字の色、
名前やその他の文字のサイズや書体等
私は有権者が1票を投じる候補者は、
政策や公約で選択すべきだと考えています。
従いまして公職選挙法上、
選挙期間中に配布(または掲示)することの
できる限られた情報ソースとしての選挙ポスター
には、デザイン性を考慮しつつも、
なるべく多くの情報を有権者に提供すべきです。
マック赤坂さんの今回の選挙ポスターには、
名前と顔写真以外に以下の情報が配置されて
います。
スローガン:
東京都庁改革
有権者への約束:
都知事報酬ゼロで働きます
マニフェスト:
●待機児童ゼロ
●老人・介護施設3倍
●若者・貧困層・うつ病対策
プロフィール:
●京都大学農学部卒業
●伊藤忠商事25年勤務
●レアメタル商社経営
●スマイル党総裁
HPへの誘導表記:
Smileparty.info
今回考察の6候補の中では、都民に知らしめるべき
要素がデザイン的にも最もバランスよく盛り込まれ
構成された、あらゆる選挙立候補者が参考にして良い
ポスターデザインです。
本人のイメージカラーの赤(ネクタイの色)を、
背景や名前の文字色などに、面積的にも程よい
使用比率で上手にまとめあげました。
上記の5項目の要素が全て見やすく
配置されています。
テーマカラーの赤とスカイブルーの色使い、
それらとスーツと毛髪の薄いグレー色との色彩的
な組み合わせなど、さすがに選挙立候補経験豊富な
だけあると感心しました。
私の採点は比較した6候補中トップ。
ご本人も喜んで頂いた様です。↓
http://www.sanspo.com/geino/news/20160724/pol16072405030004-n1.html
話しは変わりますが、
私は“泡沫候補”という言い方が嫌いです。
選挙期間中、若しくは政治活動期間中の
本人の頑張りが足りないために、
結果として泡沫と呼ばれても仕方ない
票数しか取れなかったために、
世間から泡沫候補と呼ばれるのです。
世間の人々はこう言います。
「なぜ最初から落選すると解っているのに
選挙に立候補するのですか?」
「なぜ貴方はいつか死ぬと解っているのに
人生を生きるのですか?」
と聞く人は誰もいないのに。
一見意味のないこと、損得だけを考えたら
無駄と思えることに意味を見いだすのが
人生の目的のひとつなのに。
選挙戦は今日含めてあと6日です。
引き続き有力候補と呼ばれる候補者の方々以外
の戦いぶりにも目を凝らしたいと思います。