
真の姿を伝える
ジャーナルとして
選挙コンサルタントの八田晋呉です。
18日付け朝日新聞千葉首都圏版のページに、
こんな記事が掲載されていました。
千葉県八千代市長の秋葉就一氏を、
5月の八千代市長選時に支えた
「市民が主役の市政を実現する会」が、
秋葉氏への支援・支持の解消を
決定したというもの。
同会は市長選で秋葉氏と、
同市新川地区のハコモノ計画凍結の
政策協定を結び応援してきたが、
当選後秋葉氏が図書館新築などの同計画を
進めているため公約違反として反発。
それに対し秋葉氏は、
「協定は投票日が決まる前のもので、
投票日が決まり、(選挙前に)事業の
入札公告がされた時点で無効になった」
と何やら苦しい後付けの言い訳のようにも
聞こえる回答をしたようです。
当選した秋葉氏の5月の市長選での、
次点者との得票差はわずかに1,172票。
同会の支持基盤からの得票数が、
どの程度あったかは全く知りえませんが、
選挙において幅広い層からの支援を貰う
ということは非常に重要であり、
詳細を調べたわけではないので、
軽率な物言いはできませんが、
同会からの支持表明により、
一定票数の上積み効果があったことは
間違いないでしょう。
その意味では、
ハコモノ計画凍結の政策協定は、
選挙の票集めのためと言われても、
仕方ないかもしれません。
今日の本論はこの話しではなく、
この八千代市の、
「市民が主役の市政を実現する会」のような
市民で構成し行政を監視する役割を
担うオンブズマン組織のことについてです。
私の住まいがある浦安市でも、
「うらやす市議会をウォッチングする会」
http://genki365.net/gnku01/mypage/index.php?gid=G0000253
というのがあり、
先日この会の方とお話しする機会がありましたが、
少人数ながら実直な活動を継続されている
ことが解りました。
毎議会必ず傍聴に行き、
市が発行する広報誌には載っていない細かな情報
(本会議での会派別議員別質問実績一覧等)
を掲載したチラシを自費で印刷し、
市内にポスティングされているそうです。
私はこのチラシの情報で知ったことが
いくつかあります。
例えば、
市議に与えられた貴重な機会である、
毎議会ごとの一般質問をやらない議員
が何人も居ること。
※年に4回ある内の何回かの質問機会を放棄
本会議での一般質問中に、
ある無所属議員に対する、
横暴ともいえる行政側と議長の
対応があったこと等。
いずれにせよ、
首長支持会派が多数を占めるような議会では、
地方自治体における二元代表制の機能が
真に市民目線の立場では働かずに、
重要な物事が決まるという状況も
多々見うけられます。
議会の真実の姿を公にする使命と役割を担った、
上記のような市民グループの方々の
身銭を切った活動には頭が下がるばかりです。