初氷初氷かれ葉一枚咥えたる夜通し吹きし北風(かぜ)のいたずら 暖冬かと思っていたところへ急に冬がやって来た。 庭の水瓶に初氷が張った。落ち葉が一枚閉じ込められている。風紋の模様が刻まれ朝日に輝いていた。