ハッピーメンタルドキドキをつくる

心理カウンセラー

浅見初江です。

 

 

 

先日、「第二の思春期 ⁉ (中年期)シリーズ」 をお伝えしましたが、

今日は、本家?の「第二次反抗期」のお話です。

(ちなみに、第一次反抗期は、2才頃のイヤイヤ期です)

 

 

では、少しおさらいを......。

 

「子どもが発達する上で、だいたい小学校高学年くらいから、

中学生くらいにかけて、思春期、反抗期というものが

ありますよね。

 

急に大人びた体つきになってとまどったり、体調がすぐれなかったり、

わけもなくイライラしたり、不安が押し寄せてきたり、

親に反抗的な態度をとったかと思えば、急に甘えてみたり......。

 

本当の自分とまわりから見た自分が一致せず、

悩んで、苦しんで、そうやって、自分のアイデンティティーを

確立していくわけです。

心身ともに不安定な時期なため、吊り橋を渡るような

時期ともいわれています。」

 

ということでしたよね。(第二の思春期 ⁉① から)

 

 

今日は、「反抗期」の対処法をお伝えします。

 

 

 

まず、子育ての最終目標(ゴール)って何だと思いますか?

 

 

それは、「自立」 です。

 

 

親に、「ああしろ! こうしろ!」 と価値観を押しつけられたり、

甘えられなかったり、与えられたりする人生ではなく、

無条件に受容され、愛され、認められ、共感され、

自分で考えて行動することを見守られ、

たくさん甘えられた子どもが自立するのです。

 

 

そして、そのゴールへたどり着く過程には、

親にとっては辛い時期でもある「反抗期」があります。

親の「第二の思春期 (中年期の危機)」と重なる時期でもあり、

メンタルが落ちることもあるでしょう。

 

 

その反抗の元、子どもの「トラウマ返しと愛情確認」には、

だいたい次の5つがあります。

 

1、どれだけ子どものためにお金を使ってくれるか

 

2、どれだけ子どものために動いてくれるか

 (言うことを聞いてくれるか)

 

3、どれだけ子どもの話を聴いてくれるか

 

4、どれだけ一般的に非常識だと思われる

 子どもの行動を理解してくれるか

 

5、他のきょうだいよりも自分の方がかわいいか

 (平等だけど二者関係を強くします)

 

この5つを使って心の傷を親に返し、

愛情を確認しようとします。

 

 

 

また、受ける側の親の対応としては、

 

1、ショックから早く立ち直り、気持ちを切り替えること

 

2、子どもの言動をどう理解し、それにどう対応するか、

 静かに考えること

 

3、軽率な反撃をしないこと

 (子どもに意見する時は、冷静によく考え言葉を選びます)

 

4、受け取り拒否をしないこと

 

5、ひたすら傾聴すること

 

6、自分自身の心の奥底の素直な気持ちに耳を傾けること

 

7、子どもに心から謝罪すること

 

です。

 

 

そして、「結果的に子どもを傷つけたかもしれないけれど、

その時は、良い親であろうと一生懸命だったし、

ずっと大切に育て愛してきた」という親の思いを子どもに伝え、

たくさん抱きしめること(男の子は恥ずかしがるかもしれないので、

その場合は心を抱きしめてあげてください) が大切です。

 

 

私はよく、生まれた瞬間から2才頃までの、

「いちばん目に見えて発達する時期」

を思い出していました。

子育ての初心に帰ることで、

心が軌道修正され、落ち着くんですね照れ

 

 

数か月前にも、今月、大学を卒業する長女に、

「クソババアー、死ねー ‼ ムキー 」

と言われ、すごーくショックでしたが、

「そうやって大人になっていくんだ  おねがい 」

と、すぐに気持ちを切り替えました 笑い泣き

 

 

今では、「そんなの本気で言ってないよぉ~ ラブラブ

    「抱きしめて~ハート

    「お母さんのオッパイ吸いたぃ~乙女のトキメキ

    「お母さんのお弁当、また食べたい~ お弁当

    「教習所ごっこしたい~ 車]

      

と、成人しても平気で甘え !? てきます 爆  笑

 

 

これから子どもの「反抗期」を迎えるあなた ガーン

ほんの数年の間です。

どーんと構えて乗り切りましょう !!

 

 

 

みなさんが、そして私が、いつもハッピーでいられますように。

今日も、たくさんの愛をありがとう。