このマンションに住んでもう24年になってしまいました。 この町には、もう36年も住んでいることになります。その間に、私は、七回引っ越しをしました。日本にいるときは、平均、同じところには、4、5年でした。

 

 いつも散歩に行く途中にあるお家なのですが、もう20年以上、同じお花が整然と植えられます。毎年、間違いもなく。

ノルウエー人だと思います。車のプレートの、ノルウエーのあります。 鹿よけの網がかけられています。

 

 普通だったら、違うお花を植えるとか、24年間(私の知っている限り)、あると思うのですけれど、毎年、毎年、同じなのです。 

そのことがとても感動します。   お家の中は、どんなに、整頓されているのかと想像します。

どちらかというと、北欧の方達は、整然、整頓、簡素、というイメージがあります。

 ドラマに出てくる日本人の台所は、悲しくなるほど、ごちゃごちゃしています。 食事をするテーブルも、半分は、ゴタゴタを置いてあって、その半分で、食事をしている場面がよく出てきます。  でも時代劇に出てくる食事の場面は、とっても整然としているのだから、どうしてこうなっちゃのでしょうね。  私自身は、整理整頓派ではありません。ごちゃごちゃ派でもありません。

でももっと整理したいとは思っているのですが、何しろB型で、気にならない性質が邪魔をしています。でも、このノルウエーさんの整然さには、憧れます。

 

 

なんと羨ましく思いながら通り過ぎます。

  今は、ラベンダーが満開です。 甘い蜜をたくさん持っているのでしょうか、いつも蜂が、群がっています。