俳優さんが、駅でスカウトされた。という話をよく聞きます。

 スポーツの世界では、選手を見つけるためには、スカウトエージェントが、才能のある選手を見つけるため、あちこちにいるようです。 普通の人間が、あの混雑している駅から、見つけられるのは、どこを観察しているのかなあ?と思います。 歩き方。顔?

高い身長? 

 なん万もいる皇帝ペンギンが、何ヶ月も会ってない、妻と子供を見つけるという話には、いつも感激します。

人間の目から見たら、みんな同じ格好だし、私が、東京駅で、自分の娘に会うとしても、スマホの厄介にならなければ、見つけ出すのは、100%不可能。

 もう数年前に、日本人の友人が、最近は、街で歩いていても、声をかけられることがなくなったと嘆いていたことを思い出しました。 娘(当時24、5歳)と帰国の際に、皇居前を歩いていたら、カメラを抱えた一人の男子が、娘の写真を撮りたいと声をかけてきました。 私の目からしたら、別に特に彼女が美人でもないし、背も高くないけれど、どこか彼女の雰囲気なのでしょうか?今でも二人で歩いていると、通り過ぎる男子の目が彼女に行くのが、もうしょっちゅう。婆さんとあるけれど、私だって女性、

腹の立つことです。彼女は、それをよく知っているよう。 うちの子供たちは、ハーフなんだけれど、まあ一応に、good looking

な部類に入るのでしょうか? 毎日誰かに、何人か? と聞かれると言ってました。

私も一応は、アジア人なので、中国人?韓国人?日本人?と若い時に、尋ねられました。 旅行店に働いている時、アジア人は、必ず聞いてきます。日本人は、聞いてきません。 アジアの人たちは、自分と同じ人間を仲間にしたいという本能なのでしょうか?

仲間の面倒を見たいという本能なのでしょうか?  島国の日本人は、それがあまりなくて、余所者は、興味なし。

今でも、リタイアした夫婦が、新しい土地柄に馴染めないという問題があると聞きます。最近の人口減少に対して、地域の役所が、

人を誘致するために、いろんな政策を作っているようです。 日本人の本能は、そういうお役所の助けがなければ、仲間が作れないようです。

 日本では、男性に声をかけられるという経験はない。 日本でもトップと言われるxxx商社に、3年働いていましたけれど、一度もデートに誘われるという経験はありません。保守的な会社では、出世のために生き抜いてきた男たちは、用心深いのです。メス選びも、出世のためでなくてはならないのです。男性は、数千人は、いたと思うんだけれど。21−24歳の花盛りの時に一度もデートの経験がないという、これは、本当にコンプレックスの最低。

 海外では、数回ありました。 アジア人女性のイメージは、セックス産業に結びつくので、声をかけられてきたのも、そういう雰囲気でした。 ホテルで友人を待っている時に、ロビーで。これは完全に、意図は、明らか。 別にセクシーな洋装をしていたわけではありません。 ある時は、道を歩いて、向こうの方に、うろうろしている男性がいました。何か嫌な感がしたのですが、

食事でも? 女性を誘うなら、少しは、おしゃれでもしろ!と言いたい。ぼろぼろヨレヨレの格好。韓国ドラマじゃないけれど、ほっぺたを叩きたい。 ある時は、フェリーの中で、コーヒーを買っていたら、話しかけてきました。その時は、安物のミンクの毛皮コートを着てました。 やっぱり、人目につくには、格好が良くなくてはいけないのかなあ?と思って経験でした。

 シニア向けの本で、’金の雀’という本があって、何百羽の雀がいても、どれも同じ。でもその中に、金の雀がいれば一目瞭然。だから、金の雀になるように!という内容です。

 人の目につくには、周りよりも違う雰囲気じゃなくてはいけないのでしょうか?  ちょっと違う話だけれど、

宝物は、足元にあるという話。 世界中を旅して、苦労して、ダイアモンドの発掘に苦労した男が、家に帰ってきて、自分の庭にキラキラしているのを発見。結局は、自分の家に、ダイアモンドがあったという話。

 平々凡々な人生を過ごしてきた私。 一つ後悔といえば、母親の知らない。ということでしょう! この事実が、私の人生の指針でした。もし、母親がいても、決して、満足した人生だったとは、言えませんけれど。。。。

一体なぜ、私が、カナダ人と結婚して、英語を話す人生になったのか? 別に海外に憧れていたわけでもないのに。

 彼が私に最初にデートを申し込んだ人なんです。  何も知らない、誰も知らない、文化も違う、言葉も違うところに、

スイスイと入り込んだのも、若気の至り。。。。。。。。。

 

 

 聖書の中に、迷える羊というお話があります。100匹の羊より、1っ匹の羊を探すために、羊飼いが頑張るというお話なんですけれど。。。人間、たとえ一人でも、価値がある。。。。スカウトされる価値があるということ。

 

婆さんになったけれど、地球の年齢から考えたら、1歳も100歳も、同じ。 自分自身に、素敵だな?と言われるようにします。