滅多にならない、玄関のベルが鳴る! また、このマンションの人から文句を言われるのかな?と恐る恐る開けると、郵便屋さんが立っていた。しかも、何かパッケージを抱えている。
しかも日本から!!! えっ!!一体誰から??
WHO still loves Me ?????
旅行店に勤めている約20年間。 1988ー
この期間は、日本からの留学生が、たくさんビクトリアにやってきていた。そして、彼らの日本行きの航空券を、たくさん買っていただいた。 冬休みの里帰り、夏休み、春休み。中には、
アラスカ旅行、アメリカ旅行、ヨーロッパ旅行にも行く人がいた。
そして、彼らとの、友情関係は、今でも続く。
20代だった彼らも、もうほとんどが、中年のおじさんおばさんになっている。
私は、カナダに、もう半世紀住んでいるけれど、日本人との友達関係のような、カナダの友達は、一人もいない。 もちろん、自分にも責任があるのだけれど。 なんとなく、日本人とは、心が通じあう。
そして、たくさん、航空券を買ってくれた彼女。素敵なご主人とかっこいい息子さんの家族。 贈り物は、彼女から。
パッケージをドキドキしながら開ける。
一つ一つが、どれも、心のこもったもので、涙が出そう。
日本を離れて外国に生活している人だったら、私の気持ちがわかると思う。早速いただいたソックスを履いて、ダウンタウンまで、ちょっと出掛けてきた。 すごい、暖かい!最高!
こう言う贈り物を、ここの人は、care packageと呼ぶ。
care と言うのは、愛情、、慰安、心配。と言う意味合い。遠く離れた愛する人たちに贈る贈り物をそう呼ぶ。
最高な贈り物でした。 中には、チロリアン。と言うお菓子もありました。懐かしいなあ!!
日本では、お歳暮の季節。
父の現役時代には、床の間に、お歳暮でいただいた商品が、山のように積んでありました。
性格の悪い継母が、これは、安物だ!とか、頂いたものに、言っているのを聞いて、すごく嫌な思いをしたことを思い出しました。 お歳暮は、経済効果が多大にあるのだと思いますけれど、心のこもった贈り物ほど、素晴らしいものは、ありませんよね。
相手に喜んでもらいたいと思いながら、贈り物を選ぶのが、
素晴らしいと思います。 また、送ってくれた人が、
自分のことを思っていると感じる時でもあります。
もうすぐクリスマス。 子供たちが、小さいときは、経済的に余裕がなかったので、クリスマスの時は、大変なトラウマでした。 新しい下着とか、必要品ばかりで、おもちゃとかは、買えなかった。それでも、クリスマスは、子供たちにとって、楽しい思い出のようです。
日本のお友達、本当に、本当に、ありがとう!
