20世紀の英国の最大スキャンダル。
学生時代に、毎日のように、新聞が、此のスキャンダルを報じたのを覚えている。 

娘夫婦が、孫誕生はじめて2人だけで、外泊をすると言う事で、私は、22か月の小さい,可愛いダイナマイトを抱えた、我が元気孫と2泊三日の奮闘。  まあ。。。。。。とにかく元気のある子。。親が、帰って来た時は、もうへとへとでした。
此の家は、ロンドンにある典型型のたてものなのでしょうか?、 半地下が、台所。1階が,居間。2階が、寝室。3階も寝室。つまり、全部で、四階。  孫に食事をさせるのが、台所。おしっこ!!というので、あわてて 2階まで、(3階)階段を上る。と云うことで、登ったり、下りたり。。。。。。。孫も、まあ。げんきなこと。登ったり、下りたり。。
英語の表現で、terrible two という言葉がある通り、可愛いのですけれど、大変なチャレンジなんです、孫の世話は!!

と言う事で、彼等が、泊まったのは、此の事件の有ったホテル。 CLIVEDENという、NATIONAL TRUST管轄下で、豪華ホテルのカテゴリーらしい。インテリアは、やっぱり、すばらしい。
60年代に、世界的なゴシップ。英国議会をひっくり返すほどの事件は、此のホテルのプールで起きた。当時19歳のキーラーさんに、プロヒュームさんは、一目惚れ。彼女が、ロシアのスパイとも関係していたことで、大問題!!
1988年の写真では、キーラーさんは、只のおばさん!19歳という若さの力は、やはりパワがあるのですねえ。
その後、プロヒューム氏が、慈善に貢献して、汚名を返上したという。
此のホテルには、昔、ビクトリア女王もお泊まりになったと言う事。ニューヨークの高級ホテル Waldorf の主が、息子夫婦に此の建物を購入した時は、女王様が、不満を言ったとのこと。何時の時代でも、お金の力は、どうしょうもないということでしょうか?
素晴らしい環境の中にある、素敵なホテルです。 維持費には、大変な額だと想像します。
ところが、娘が言うには、ロビーで、歓談をしていると,見学に来た中国人家族が、バナナの食べきれとか残っているビニール袋を,椅子の上に、置いたまま。。。つまりマナーが、欠けている
のは、中国が、世界に通じるのは、まだ時間がかかりそう。確かに,日本人の観光客も、昔は、ホテルの通路で、ステテコのまま歩いたりしていた時代も有ったけれど。
最近大人気のイギリスのテレビドラマ DOWNTON ABBEY  も、こういう昔の邸宅をバックグラウンドにして、歴史のある素晴らしい建造物が、今の人たちに公開されるのは、好いことだと思う。スペンサー邸 (ダイアナ妃の生家)も、見学が出来るらしい。
高級ホテルのロビーの椅子に、捨てられたゴミ!
大変失礼なことだと、私は、思う。

イメージ 1