長女は、大学2年を終えて未来の進路もハッキリしないというので、一年間’浪人’をしたいと言い出しました.その時は、この町に住んでいましたけれど、やはり自分が生まれたアルバータ州に引かれるのでしょう.アルバータにバイトに行く!  じゃ....一年暇があるのなら、日本に行きなさいと言ったらそうするとすんなり.  ほとんど忘れていた日本語でも、雇ってくれたハンバーグ屋さんで働く事になり、九州に独りで、凱旋をしました.このときの一年の経験がその後の彼女の人生の進路を次から次と導く事になるのですが、そのお話は、あとの機会に。

結局は、ネパールの貧しい女の子が、インドに売られる事情に心を痛めて、彼女達を救うお仕事に、生涯をかけると云うことになった次第です.ですから、このお仕事が、結婚、家庭よりも重要だといってました。もし結婚する事になっても、それをサポートしてくれるという条件だと!!
まあ、そういうことで、仕事も順調、さらに 彼女が、小さいときからのあこがれであったカーボーイとの,出会いもあり、彼の1000%のサポートもあり。ネパールのお仕事も現地のスタッフにバトンタッチができて、今は、主に、資金集めに奔走しているようです.

でも、母親としては、彼女達に子供を作って欲しいのですが。。。どうやってそれをいいましょうか?  
彼女の言い分: 子供が欲しければネパールには、たくさん孤児がいるから,養子をとる.
   旦那が、若くない。 (結婚したときは、40を超えてましたけど)。 
   自分の子供ができるとネパールの子供達への愛情が、薄れる。
           とかなんとか

私の言い分:  この世の中には、いい家庭環境で、チャンと育てられて子供達が、もっと増えるべきである.   私の家は、代々日本の歴史2000年、色んな戦い,困難を超えて、先祖さまが
引き継いでくれた DNAを、絶やす事は、もったいない!!!
            うんぬん。。。。

私が勝ちました!!というよりは、本能的に、女性は、体内時計が、カチカチ。。。早くしないと、もう卵は、残り少ないぞ~~~~!!ってね。
そういうことで,やっと一人!   ところが、それは、それは、大変な可愛がりようで,勿論カーボーイの旦那は、馬、牛のしつけの専門家だから、子供のしつけもバッチリ!! 当時は娘が働いて、彼が家庭にいて、子育てをしてました。 世界で、一番お行儀がよく、礼儀正しいと言っても好いくらいのわが孫であります. 子育てには、父親の参加がどれほど大切かが、よくわかります.
日本の男性が、弱々しくなるのは、母親のせいです.(個人意見で、失礼!)

とくにカーボーイ君は、まづ結婚は考えていなかった人ですから、子供までできたのですから、その感激は、たいへんなもの。 孫がお嫁に行くなんて言う話をすると、もう涙を流しています.

それで、また私の出番:  独りっ子は、よくありません.彼女に、兄弟をあげないと駄目.
娘の言い分: もう私たち、若くないから!!
そして4年あとのエイプリルフールの日.   サプライ~~~ズ!!! 妊娠したよ!!
 うそっ?? まじっ??

無事に、無事に、待望の弟が生まれました!! しかも旦那の家族には、ひさしぶりの男の子なんですって!!彼のミドルネームには、私の家族名が、つけられました. うちの父が、それを知ったらどんな気持でしょうか!これで、1/2、日本からのDNA は、しばらく続きそうです.

私と孫です. どうぞよろしく!!
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