ご招待のチケットを頂いたので、女たちの忠臣蔵を,観てきた.
日本文化、そのもの. 多分,西洋の人には,解らない日本人の,物の取り方、考え方が、凝縮している.涙が,でないと,日本の物語は,終わらない.
英作文の教室で,アメリカからの若い先生が,ハピーエンドに,しないと駄目と,大きく黒板に書いた.
へ~~~と、其の時に,思った自分を思い出した.
小倉で,育った私は,’無法末の一生'.....かなえられないどうしょうもない人の情愛,を観てた.
幼いながらも,ラジオに流れてくる'君の名は”に、もどかしさを。
ハリウッドの映画では,無い筋書き.でも、ウエスタンで,’シェーン’も、なんとなく、
日本的だ. カーボーイの,筋書きは,よく侍的なのが,いっぱいある.だから.七人の侍が、
受け居られたのだと思う.
いづれにしても,舞台装置,衣装,全部、日本に染まった一夜だった.
高島礼子さんもお色気たっぷりで,良かった.熊谷真美さんの演技が,一番素敵だった.
もう,こういう文化は,無くなるし,理解できない日本が,くるのだろうか?
劇場内には,若い男性,女性は,殆ど観られなかった. 60代以上の世代の人たちが,多かったと云うことは,この世代が,日本のこういう文化の尻目なのだろうか?