綺麗な髪のイラスト(おばあさん)

連休明け、お陰様で忙しい1週間が終わろうとしています。

明日は「母の日

私には実家でひとり暮らしをしている92歳になる母が居ります。

夫曰く

スーパー婆さん」の「澄さん」は確かにスゴイです。

 

補聴器を使っている以外はとても90代とは思えない身体能力で

歩く速度は私よりも遥かに速く、時には小走りなどいたします。

会話のテンポも内容も老人とは思えず、時事ネタはじめ私が知らない科学ネタやツッコミも入れてきます。

 

家の内外共、常に整理整頓、玄関から続く廊下にはチリ1つ落ちていません。

 

若い頃からオープンハートな性格で、今でも絵画教室の先生やお仲間、出入りの八百屋さん、魚屋さん、宗教の伝道に来た人、市会議員、 生活安全課の女性刑事さん、少し怪しげなセールスマンまで家の中に招き入れ、お茶を時には食事まで振る舞います。

こんな物騒な時代に、との私達の心配も、ご本人はどこ吹く風・・・・

 

本来の仕事以上のことをしてくださる10年来のヘルパーさん。

雨戸が開くのがいつもより遅いと、すぐに声をかけてくれるご近所さん。

近くを通りかかったのでと、お土産持参で、顔を見せて下さる職人さん等など

そういう方々に支えられて毎日の暮らしが成り立っております。

 

老いた娘としては、老いた母の女性としての生き方を見習いたい点が多くあります。

 

私がこんな事を書いていることが分かったなら、母は「うわーっ気持ち悪い」と、笑うでしょう。

 

数日前に、赤いカーネーションの鉢植えを母が飾ったすずらんの花瓶の横に並べてきました。

心の何処かで「ひょっとしたら来年は。。。?」と

それでも今のこの幸せを素直に有り難いと思っています。

「Mother's Day」カードが入った花束のイラスト

我田引水チックですが、

最後に「痛いところが一つもなく、毎日がいい時間‥こうしていられるのも陽一先生のお陰です。 

本当に感謝しています!!」

30年近く、月に2から3回の夫の施術を受け続けて来た母の口癖です。